今日は宮古島市体験工芸村でチガヤ体験です。
こんな手入れの調った熱帯植物園の入口近くが体験工芸エリアです。
花も豊かに咲いて居て、観光にも好適なスポットだと思うんだけど、お天気が曇りだったこともあり混んで居ることはなく、ちょっとした穴場だと思います。
園内案内地図です。
チガヤ工芸体験料は2,000円(税別)まあ体験料としては割とお安いのでは。
作りかけの状態です。
材料のチガヤと糸を通す針です。
作業の様子です。
取っ手を付ける所です。
右手奥が完成作品例です。
このチガヤは山から採って来て干して使うのだそうです。因みに宮古島にはハブは居ないそうです。でも青大将は居るとの事。チガヤには保存効果があるのでチガヤ工芸でザルや箱、カバーや壺、様々な入れ物を作ったのだそうです。昔は何でも自分で工夫して家で使うものを作ったので、一口に工芸と言ってもバリエーション、形は相当なものがあったそうです。そして材料のチガヤは昔も今も変わっていませんが、糸は現代的な進化があって、ライターで焼き切ると端が上手く固まります。というのは芯にテグスが入っているからなのだとか。何と便利!しかも丈夫。
チガヤ工房ではチガヤ工芸以外に芭蕉や月桃の網バッグの工芸体験も出来ますし、それら工芸品の完成品も材料も売っています。しかもこのチガヤや芭蕉や月桃の工芸品は宮古島のお土産屋さんには売っておらず、宮古島でもここでしか買えないのだとか。もっと宣伝して他でも売れば良さそうなものですが、まあ、作ってる人も少ないし量産できないでしょうしね。立派な甕型の大作があったのですが、それを作った人はと訊くと「アメリカに行った」とのお答えが。あの世へ行ったという意味なのだそうです。
販売棚の壁に童神の古謝さんと新田恵利さんのサインがありました。
販売品の手付き籠を一つ買ってリンゴとパッションフルーツを盛って見ました。なかなかに洒落たデザインだと思います。つなげ方の工夫でかなり形のバリエーションを広げられるのです。因みにこれは2,500円でした。
http://miyakotaiken.com/experience/chigaya.php
宮古島市体験工房のHPです。