今週のブンブンジャー第19話は、調調査官が「ブン様~」とお握りを手にため息をついていると超絶空腹の先斗に遭遇するオープニング。七夕当日とあって「職務でしかブン様に会えない・・・」と嘆く調さん。これを現実世界に当てはめると取引先にイケメンが居る、みたいなイメージでしょうか。「職務で」かなりしょっちゅう会ってるじゃん。けど、一緒にランチできるレベルを夢見てるわけですね。で、腹ペコ先斗を調さんが大也の開発室に連れてってブン様が先斗にカレーをご馳走。そのカレーはご飯が箱の車型の形に盛られて、タイヤは茹で卵を輪切りにしたものが嵌ってました。いいじゃん、今度作ってみたい。今まで蓮根や人参を輪切ってみたり、タイヤおにぎりとか言って丸型にしたご飯に海苔巻いたりしてみたけど、茹で玉子だったら栄養も〇だし。さて、今回の苦魔獣(くるまじゅう)はATMでした。これもまた新札発行直後でタイムリーだったなー。DAIGO語でATM連発には笑った~。過去の天の川グランプリレースでの敗因を思い出し、悔やむブンブン。そんなの終わったレースじゃないか、と何でもないようなことのように言うビュンディー。なんかわかる気がする。悔やむのも、終わったレースは忘れるのも、どっちの態度も実際にありそうで、チャレンジングな道を通ろうか急がば廻れで避けて行こうか、どっち行こうかラリーとかで迷う時がありそうだし、本当にこんな人達居そうだと思いました。ATMの「お金の重み、思い知れ!」お金持ちほど重みがのしかかる技になっていたのでした。現金の流通が少なくなったらATMってこれからどうなるのかな。現金が重いからイヤっていう人、今も居るしね。なんかそれを思ったらATMがちょっと可哀想な気が。本当に「お金の重み、重い知れ!」って叫ぶかも。お金の重み、それを逆手に取っての大也の攻撃、それから過去の後悔を振り切ったブンブン。めでたしめでたしでとりあえずは良かったけど。誰かの叫び声が「ギャーソリン」になって、敵のエネルギーになってしまう。そんな誰かの叫び声を受け止め聞き届けるのが届け屋の仕事。それにはお金が要るので大也は大金持ち。一番のお金の使い途はブンブンの望みのためにブンブンジャー(レーシングチーム)を運営すること。そんな仕組みという解釈もできるのかな。昔のヒーローは、とにかく敵を倒す人、だったんだけど、今もそれはありながら、時代も価値観も変わってそれにつれて変わって来ている部分があると思います。昔はヒーローは何をして稼いでいるかわからなくて、お金は無関係な力で戦っていたイメージだったけど、今はお金じゃないよ、でもお金も要るよね、って感じじゃないでしょうか。むかーしの一億総中流社会イメージから変わって来ていることからかなとも思います。
CMがタイーヤマルゼンのブンブンジャー・バージョンになっていて面白かったです。来週もあるかな。