総合すると、存在感のある”マジメで仕事が出来る人・口うるさい人”は

程々の人数で”2”。”少々不マジメな人・楽したがる人”は多いとダメ、

少な過ぎると貴重な意見が出ないので、やはり”2”。

後の”普通に仕事をこなす人”は”6”になります。




この”6”の人達は流れに任せる特徴があるので、会社組織の現状を知る上で重要な存在です。

会社が右に行こうと思っても、組織として左に行きたがっている傾向がある場合は、

じゃーこうして右に向かわせようなどと、皆の方向性をコントロールする上で重要な情報源

になります。




自分の体験談で当時、この”会社組織の2:6:2 ”を3人で実行しました。

つーか命令されました。最初は人の分類。誰を2、誰を6、誰を2にするか考えましたが、

会社の下克上で自分は口うるさい人になりました。当時工場オペレーターは18人いたので、

マジメは3.6人ですが、自分と5歳上の人と0.6人分かぶり、残り1人。普通の人11人。

不マジメ4人。




細かい当時の事はよく覚えていませんが、マジメ3人だけがこの計画

を知っていて、実行するに当たり計画を練りました。しかし不マジメがとことん不マジメ

だったので、まず全員のモラルについてしっかり話し合い、工場共通の認識を確立してから

実行に当たりました。でも私の役割は”口うるさい人”です。私は人に嫌われたく

なかったのですが(前科があるので。ブログ”感謝”参照)こんな事まで言わなければ

いければならないの?と心の中で思いつつ、毎日ガミガミ言いました。


しかし言うにあたって、理由を聞いてきた場合には必ずその必要性を説明し、

あの3人に聞けば教えてくれる。”なんで”を解決してくれると思わせ、

”わからない”で終わらさず、皆の方から聞いて来るようにしむけました。


2年後専務からOKが出、成功したことになりました。結果として

”会社組織の2:6:2 ”を実行する事により、皆のベクトル(考え等)

がある程度コントロール出来る様になり、見渡せばみんなマジメに見えました。

”会社組織の2:6:2 ”は皆をマジメにするためのプロセスなのかな~?

専務はニコっと笑い”群集心理の使い方少しは分かったか”と言われました。



明日は Part-3 です。 長~いショック! 明日で終わりにします