7/28　超RIZIN3　マニーパッキャオ対安保瑠輝也　さいたまスーパーアリーナ

7.28、メイウェザーに続いてRIZINのリングでボクシングのレジェンドを見た。

マニーパッキャオ、フィリピンの英雄でありアジアのボクサーの中では一番偉大な、いやアジアのくくりでなくても一番と言っても良い6階級王者。

フライ級でキャリアを始めてウェルター級までたどり着いた奇跡のボクサー、そんなボクサー今後現れる可能性は低いだろう。

ボクシングのみならずバスケットボールに関しても母国フィリピンでプレーをして政治の世界でも活動をしてきた業界を超えた英雄っぷりは日本でいうとアントニオ猪木が近いのだろうか。

そんなパッキャオがRIZINのリングに上がると発表されたのは2022年12月31日。

まあメイウェザーが日本で試合をすると発表した時よりは衝撃的ではなかった、この当時パッキャオもプロボクシングから身を引いておりメイウェザーと同様エキシビションでリングに上がることはあったから。

ただ2023年に結局RIZINで戦うことはなく無かったことになるかと思いきや2023年の大みそかも来日してそこであわよくばメイウェザーと！？と榊原社長も煽ったがさすがに実現しなかったが...

パリ五輪出場というミラクルは起こせなかったパッキャオが超RIZIN3のリングで戦うことが海外メディアから報じられ6月のRIZIN代々木大会の前日にパッキャオは来日し試合決定が報告。

当初はRIZINフェザー級＆KNOCK OUT-BLACK　スーパーライト級王者の鈴木千裕を予定していたが拳の負傷でキャンセル。

代わりに立ち上がったのが安保瑠輝也だ。

鈴木千裕に比べれば落ちるか？いやパッキャオと比べれば大きいし安保もかつてはK-1スーパーライト級王者で2度も防衛しているキックボクシングの猛者だ。

K-1離脱してRIZINとBrakingDownを主戦場にしてからはキックをやりたいのかMMAをやりたいのか迷子であることは事実だったが。

今年に入って因縁が続いていたスダリオ剛との体重差ある試合もBrakingDownでのキックルールということを考えても勝ったことは凄いし先日はUFCミドル級王者であったストリックランドが来日中に相手を探しているときに体重差を考えずに飛び込みストリックランドからも一定の評価を得るなど迷子であったからこそここに来て株を上げたことも事実だ。

THE MATCHでも安保は見ているが間違いなく素晴らしいキックボクサーであることは間違いない、ボクシング対キックボクシングということにふさわしい一戦だろう。

ヘッドギアを付けて手加減してくれてるとはいえ体重差あるストリックランドと5ラウンドボクシングでやり合うのは並大抵のファイターでは無理だ、YouTubeで見たが素直に素晴らしかった。

鈴木千裕負傷かという話の時にすぐにパッキャオとやりたいと言って実現するあたりここに来て安保に波が来ているかもしれない。

望んでいるものが戦うし言い方悪いが安保のこの先はわからない（笑）だからこそ鈴木千裕の代わりにパッキャオと戦うのにふさわしい選手だし体格差も考えると何かが起きるかもしれないのは安保のほうがボクシングるルールならあるのではないか。

さあこれで俺としても遠慮なくスーパースターマニーパッキャオのボクシングを堪能できる。

世界に向けて再始動するパッキャオの凄さが見れるか、もしくは安保が奇跡を起こすのか。