味の違い | 氷上の語り部 ~高橋大輔さんを応援中~  

氷上の語り部 ~高橋大輔さんを応援中~  

高橋大輔さんに魅せられて…熱烈応援中!
大ちゃんへの思いを書いています。
日常感じた事もたまに書くかも♪


自分が観客として観たかった試合


「冷静と情熱のあいだ」
ゆっくり噛み締めながら何度も読んだ。
大輔氏の演技はもちろん練習時やリンクイン、キスクラでの表情を思い浮かべながら。
表情に言葉が重なり感動も新たになる。

あの一瞬の判断ミスは悔いはないけど悔しい
これも今後に向けてのいい経験になった

インタで「3回転をつければ勝てると思った」と語った大輔氏。
あの一瞬、アスリート魂全開で跳んだジャンプだったのだろう。
なんと逞しく頼もしい成長ぶり。
「たられば」を口にしないのがまた良い。
常に自分のした事は自己責任として消化し次につなげていく、やはりカッコイイ。
アスリート高橋大輔ここにあり! 

本番を最初から最後まで楽しむことができた
自分が観客としてみたかったなあと思う


楽しんでいる事は見ていて感じていた。
緊張感漂う中にも余裕が見え隠れする、そんな充実した表情だったから。
大輔氏が観客として楽しめるのはもう少し先、それまでは我々が大輔氏の分まで楽しませて頂こう。

世界選手権での銀メダルは、2007年以来の2度目だけど、味は全然違う。
当時は経験もなくフレッシュな気持ちでやったら取れたという嬉しさ
今回は・・勝ち取った銀
今回は難しい現実を踏まえて、銀を取りたいと思って臨んだ。


ひと味もふた味も違って当然。
2007年当時は練習から試合終了まで全てモロゾフコーチがお膳立てしていた状況である。
お膳立てされても本人に資質がなければ叶わないのだけれど、「取れちゃった」感はあっただろうと思う。
だが今は自分で判断し決定して試合終了まで心身ともにベストな状態を維持しなければならない。
「取りたい」という強い想いがなければ決して到達出来ない事も十二分に理解し実行してきたのだろうと思う。
こうして一つずつ高みを目指す大輔氏、やはりカッコイイ。

今回のフリーは今季のベストパフォーマンス、と自分では思ったけれど、評価は厳しく、フリーだけみれば3位なので悔しさも残る

確かに今回のフリーは誰もが「最高!」と声をあげたのではないかと思うような出来だったにも関わらず評価がついてこない。
観客さえ悔しい思いを抱き首を傾げたのだから本人にしてみれば言うに及ばず、というところだろう。
それでも評価を冷静に受け止め次に成すべきことに思いを向ける潔さが大輔氏にはある、やはりカッコイイ。

それに今回の羽生選手のフリーの演技はかなりの人を感動させたと聞いた。
人を惹きこむ空気を作るのが上手な選手だから手ごわい存在だし、僕はこのままではこの先勝つことはできない。


どこまでも謙虚であり貪欲だ。
羽生選手の演技は素晴らしかった、それは間違いない事実。
けれど大輔氏は表現が難しい単調なブルースで、あれだけ多くの人を惹きこんだ稀有な存在。
それでも納得出来ないのだ、あくまでも誰より明らかに自分の演技で人を惹きこみたいのだろう。
技術をみせつけるだけのアスリートではなくアーティストであろうとしているのだ。
そうあるためにはもっと必要なものがある事をよく知っている、それが大輔氏の強みなのかもしれない。

ライバルや現状を無視はしないけれど必要以上に意識はせずに、焦らず気長な気持ちでソチ五輪まで歩みたい

ライバルがいるから切磋琢磨し成長する、それがスポーツの楽しみである。
大輔氏もライバルがいるからこそ頑張ることが出来ているのだと思うが、それは最低ラインなのかもしれない。
自分がどこまで進化出来るのか、進化した先に目指すものがある、そういう思いの方が大きくなったような気がする。
だから振り回されることなく惑わずにいられるのではないだろうか。
焦らずに高みを目指すためには半端ではない忍耐力と精神力が不可欠。
大輔氏は今それを手中におさめようとしている。
もう指先には乗っている、あとは手の平まで転がして握り締めるだけだ。
ますます大輔氏から目が離せない。

東日本大震災チャリティー演技会2回目
このような演技会をすることで、被害があった事実を皆で思い出し、少しでも団結力が生まれる助けになれればと思っている。


4月10日、今日まさにその演技会が開催される。
震災直後から自分の事のように心を痛め何か出来ることはないかと思いを巡らせて実現させた演技会。
今回が2回目。
きっと多くの方が会場へ足を運ばれる事だろう。
遠方にいるため参加出来ないのはもどかしいけれど、今日に合わせて募金は済ませた。
こうした試みは継続する事に意味を成すのだろうと思うが、続けていく事は本当に難しい。
それでも大輔氏は継続させたい、否継続する、という強い意思を持っている事だろう。
ならば、想いは共にありたいと思うのである。


大ちゃんの祈りが届きますように・・・


本日、会場に行かれる皆様には温かい大きな拍手をもって選手たちを見守って下さいますようお願い致します。
そして、ともに楽しまれますように。
演技会が和やかな空気に包まれ、癒しと元気と団結力を被災地の皆様に届けてくれる事を遠方より祈っております。





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