第17話「心機一転」 | ガールフレンド(非公式)

ガールフレンド(非公式)

ガールフレンド(仮)について毎日更新します!
クイズも毎日出題しているのでぜひ挑戦してみてください!

前の話はこちら→第16話「運命の出会い」

{2C4F70F4-AC71-4D65-89A3-4539C1BC82FE:01}

明音「ほら、着いたよ」
友輝「ん?あぁ、ありがと」
彼らが着いたのは聖櫻学園だった。

奈央「ふわーあ、眠い…」
由紀恵「あんなにバスで寝てたのに?」
奈央「寝すぎて眠い…」
詩織「あはは…」
陽子「全員いるわね。けが人や病人もなく無事に修学旅行を終えることができました。今日はこれで解散だから気をつけて帰ること」
美知留「お、帰るまでが修学旅行ってやつですか」
陽子「無駄口叩かないの。後続のバスもあるから邪魔にならないようにね。じゃあまた来週ね」
明音「友輝くん、一緒に帰ろ!」
友輝「うん、いいよ」

明音「放送で修学旅行特集とかどうかな?」
友輝「いいと思うよ」
「あ、高野くーん」
友輝「あれ、なんだか懐かしい声が聞こえた気が…気のせいか」
「たーかーのーくーん!」
友輝「気のせい気のせい」
明音「あれって望月先輩?」
友輝「ですよね~」
エレナ「あなたがいなくてどうしようかと思ったわ~」
明音「えっ!」
友輝「あー、この人は俺が美少女を惹きつけると勝手に思い込んでるだけだから」
エレナ「そうよ~。明音ちゃんだって美少女よ~」
明音「そ、そうですか?」
エレナ「よかったら撮らせて~」
明音「私で良ければ」
エレナ「待ってた甲斐があったわ~」
友輝「望月先輩も暇ですね」
エレナ「そんなことないわよ~。高野君がいない間はずっと文緒ちゃんを撮ってたわ~。そのおかげでフォルダーが文緒ちゃんだらけ。ぐふふふふ~」
友輝「なんかとっても幸せそうですね」
「あれ、高野さん」
友輝「椎名さん」
明音「えっ」
エレナ「美少女~」
心実「も、望月先輩!どうしてここに?」
友輝「美少女を求めて張ってたみたいです」
エレナ「心実ちゃーん、こっち向いて~」
心実「はは…」
友輝「でもなんでB組の椎名さんが俺らの後に?」
心実「実は私もそう思ってました」
明音「位置関係の問題でA組が最後尾になったんでしょ」
友輝「あれ、そうだっけ」
心実「恥ずかしいですね…」
エレナ「かわいい~」
「あれ、なんか盛り上がってるね」
友輝「るいまで…」
エレナ「素晴らしいわ~!」
るい「望月先輩!」
明音「みんなとりあえず一度は望月先輩に驚くんだね…」
るい「なんで?」
友輝「もう説明したくないよ…」
「あら、こんなところでなにやってるの?早く帰りなさい」
友輝「篠宮さんも!?」
りさ「あれ、高野さん」
エレナ「りさちゃ~ん!」
りさ「望月さん!」
明音「やっぱりそうなるのか…」
りさ「あれからも生徒の写真を撮り続けているそうですね」
エレナ「自分を抑えられないのよ~。許して~」
りさ「許しません!以後やらないように!」
エレナ「分かったわ~」
りさ「信用できないけど…。あ、高野さん、あのときは本当にありがとうございました」
友輝「そんなに気にしなくていいって」
明音「あのときって?」
りさ「修学旅行のときたまたまお会いしたのですが段差につまずいてしまってそれを助けていただいたのです」
るい「へぇ、かっこいいじゃん」
友輝「なんかとっさにね」
心実「そんなことが」
明音「あっ、そうだ。椎名さんが私の財布を取り返してくれたんだよね。ありがとう!」
心実「いえ」
友輝「また今度お食事の計画立てましょう」
心実「気を使わなくていいんですよ」
友輝「いや、俺も行きたいですし」
るい「また椎名さんを誘ってどうするつもり?」
友輝「どうもしないよ」
明音「私もお礼したいし一緒にいいかな?」
友輝「え?そ、それは別々の方がいいんじゃない?」
心実「みなさんで一緒に行きましょうよ」
友輝「椎名さんがそう言うなら…」
りさ「なるほどね…」

京都での日々も終わり再び聖櫻学園での生活が戻ってきた。
今度はどうなっていくのか…。

エレナ「いいわ~」


登場ガール(☆は主役、○は初登場)
☆櫻井明音
見吉奈央
八束由紀恵
白鳥詩織
月白陽子
戸村美知留
望月エレナ
椎名心実
上条るい
篠宮りさ

あとがき
修学旅行最終日の5月16日ですね。別に修学旅行のネタが尽きた訳ではありません。元々は武士、舞妓体験を書くつもりでしたがおもしろくなさそうなのでこっちにしました。
もう友輝はモテモテですね。でも自分の好きな人にはたまたま好かれない…そそるわ~。
そそりませんね、はい。
修学旅行を書いた後に普段のを書くのは難しそうですが…頑張りたいと思います。

引用