「食べる順序を変えると太りにくくなる」ってホント?
2017年10月19日 ダイヤモンドオンライン
なぜ「食べる順序」を変えると、太りにくくなるのか?
牧田善二:医学博士
あなたが太るのは糖質(≒炭水化物)の摂取過剰によるもので、それを抑えれば必ずやせていきます。
(中略)
口で咀嚼した食べ物は、胃で消化液と混ぜられ分解されて腸に送られ吸収されます。この消化・吸収のスピードは、コーラや缶コーヒーなど液体の糖質が一番早く、続いて炭水化物、肉や魚などのタンパク質、食物繊維が豊富な野菜類と続きます。
であるならば、消化に時間のかかる野菜やタンパク質を先に食べ、最後に糖質を食べることによって血糖値の上昇が緩やかに抑えられます。
(以下略)
- 引用ここまで -
↓記事へのリンク
http://diamond.jp/articles/-/142974
本記事は「血糖値の急激な上昇が肥満の原因」という前提で書かれています。
「糖質ダイエット」の考え方ですね。
ここで「糖質ダイエット」について簡単に振り返っておきましょう。
糖質(≒炭水化物)を摂取すると体内で消化され、最終的に小腸で単糖類に分解されます(以前に紹介したように小腸で単糖類への分解を行っている酵素が「αグルコシダーゼ」、その活性を阻害するのがサラシアに含まれる「サラシノール」です)。
単糖類は吸収され血糖値を上げます。
血糖値が上がると膵臓から「インスリン」が追加分泌され余分な単糖類を脂肪に変えて細胞内に蓄えることにより血糖値を一定に保ちます。
従って
「糖質(≒炭水化物)摂取を減らす→血糖値上昇抑制→インスリン分泌抑制→脂肪が蓄積されない」
というのが「糖質ダイエット」の考え方です(ちょっと説明が乱暴ですが)。
そこで血糖値の急激な上昇を避けるために、消化・吸収のスピードの遅い順、即ち「野菜→タンパク質→糖質」の順に食べるべき、というのが本記事の主張です。
尚、記事の後半に「食べる時間を長くすることも、肥満防止につながります」とあります。これも血糖値の急激な上昇を避ける為ですね。
「糖質ダイエット」には様々な議論が有りますが、血糖値の急激な上昇(「血糖値スパイク」とも呼ばれます)が体に良くないのは間違い有りません。食事の仕方に気を配ったり、「健康食品」を上手に使ったりして血糖値の上昇を緩やかにするよう心掛けましょう
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