どこへ?って聞かなくても、シンセンに決まってるじゃないすか!

これで今年になって3度目のシンセン。

と言っても、今回は別の仕事だったのですが、出張に行く前から嫌な空気が漂っていたので、気が進まない出張でした。でもそこは哀しきかなサラリーマン、ミッションを与えられればやるしかないのです。

でも自分をモチベートする材料もなく、異国の地で仕事に明け暮れるなんて嫌だよ~ぉ。


そんな子供みたいなことも言ってられずに、半ば強制渡航状態でシンセンに向かう。

成田のカウンターでチェックインの際、「ビジネスクラスのお席をご用意しています」と言われ、それまでの嫌な気分が少し和らぎました。出発までの時間をラウンジでくつろぐことができました。


香港空港からシンセンのホテルまでは、お決まりのアルファードタクシーとシンセンに入ってからボロいタクシーに乗り換えて行きました。


翌日から仕事です。


現場を見に行って唖然・・・。

まだ必要な部品とか装置が納品されていない。事前に入ってくるからと言われてて、すぐにでも来て欲しいとまで言われて来たのに・・・。ただでさえ低いモチベーションで来ているのに、この状況をどうしろと言うのだろうか。来て早々だけど、もう帰りたくなりました。

でも上からの指示どおり、何とか段取りを付けてでも作業を進めるように、現地の担当者を動かすことに。ペースは遅いですが、少しずつ進捗は見られます。

1週間くらい過ぎたころ、それまで関係者だけの間でメールで議論されていた嫌な話がついに明るみに出ることに。「今進めている作業は中断、出張者は帰国するように」との通達がありました。ビジネスの動向に配慮し、トップの方針が変更になった瞬間でした。


出張前から嫌な空気が・・・と思っていたのが、こんなにも早く現実のものになるとは。いや、判断は遅かったのかも。出張を命令しておいて、方針が変わったから帰国しろとは、会社としては大きな失態だったと言えます。あと1週間待てば、行かずにすんだ可能性だってあったわけですから。

とは言え、決まったからには従うしかない、これまたサラリーマンの宿命なのです。

で、急遽帰国便を変更して、日本に戻ってきました。


でもこれで良かったのかも。ゴールデンウィークを日本で過ごせるし。出張先だと、向こうの休みにしか休めないからね。日本が休みでも「そんなの関係ない」ってことだから。


終始愚痴でしかありませんが、何とも後味の悪い出張でした。

今回のような出張の判断は、ぜひ今後の教訓になってほしいものです。