どうも。
高倉裕貴です。
今回は『ウルトラマンネクサス』より「新宿大災害」をご紹介します!
確かに我々は、この世界に生きる全ての人間から、ウルトラマンとビーストの記憶を奪い、あらゆるメディアの記録やネットワークの情報を操作した。
『ネクサス』~水原沙羅~
……
「新宿大災害」とは、本編開始より5年前に起きたと言われる未曾有の大災害です。
新宿に隕石が落ちたことで発生したもので、670名もの行方不明者や多数の死者を出しました。
その忌まわしい記憶は人々の心に深く刻まれ、5年経ってなお消えない傷として残り続けています。
…しかし、それは偽りでした。
新宿大災害の真実とは、最初に現れたスペースビースト、ザ・ワンとウルトラマンの戦いだったのです。
ウルトラマンの活躍でザ・ワンは撃破され、脅威は去ったかに思われましたが、風に乗って飛散したザ・ワンの破片がいずれ世界中にビーストの恐怖をもたらすと判明しました。
そのためTLTは忘却の海レーテを使用し、ビーストの餌となる人々の恐怖の感情を抑制、問題を少しでも先送りするために、真実を知る人々の記憶を封じたのです。
まるでパンドラの箱のように。
……
恐怖を乗り越えるために必要な想い、それは憎しみなんかじゃない。
それは人を愛する心、人を慈しむ眼差し…
私はそれを、ウルトラマンから教わったの。
『ネクサス』~水原沙羅~
忘れ去られた絶望と。
確かにスペースビーストの記憶は、開かれてはいけないパンドラの箱だったのかもしれない。
だかしかし、忘れてはいないだろうか。
パンドラの箱に眠るのは、絶望だけではないことを。
それでは今日はこの辺で!また明日!
シューワッチ!!