この『奮闘記』は、育児放棄されたモルモットベビーを人間が必死に生かそうと奮闘する日記です

正直に告白すると、現在(2022年10月現在)の段階で400gまで成長した子がいません。
ですが、育モルの方法は間違ってはいないようです。
参考になるかならないかは分かりませんが、赤裸々に記していきますので、使えると思った事はやって見てくださいね

第一回目は、育児放棄の理由と、自分の考え方を書きます。
二回目から、方法と成長記録を書いていきます。
育児放棄の理由
自分の経験則からの話、他の知人ブリーダーさんからの話で語ります。
①奇形、未熟児
②母親の問題
個人的な考え方ですので、轟々非難もあるかとは思いますが、「小動物は購入後1週間は触らない」というのに少し抵抗感を持っています。
何も分からないお子さんが、揉みくちゃにするのは、ダメだと思いますが。
声をかけて、
掃除ついでに抱っこして撫でて、
「美味しいでちゅか〜」なんてデレデレして、
オヤツを手からあげる。
1日2回…3回くらい良いんですよ。
長時間じゃなければ。
と思ってます。
暗幕用意して、餌水替えのみ見る…なんてしたら、
1週間後の解禁日が来て、
急にまた触られ始めたら、
嫌じゃないですか〜。
(自分は嫌だ)
なんの話をしてるかと言うと、ストレスの話です

確かにストレスに弱い部分もあります。
ですが、
②母親の問題、ストレスによる育児放棄って、現段階経験がないです。
実は今回の三姉妹はコレかなと思ってましたが、どの子もしっかり奇形でした

産後直後に人の匂いがついて…ということはあるかもしれません。
なので、出産中は触らないようにしましょう。
卵膜(胎児を包んでいる膜)を外さず、ベビーが危ない場合は別ですよ

そんなわけで、大抵の場合は①、だそうです。
病院の先生お墨付き

一見、問題なさそうに見えても、世話をしないと言うことは「何かある」というのを前提に思っておいた方が良いようです

非常に難しい話ですが、
従業員のいる大きなブリードでしたら、このような子達をお世話するメリットは何もありません。
健康な子であれば、親と同じ物を与えて、体重管理をしていれば、出荷まで手間は掃除だけです。
しかし、問題のある子は、
最初の数日は1〜2時間おきのミルク、流動食、体重管理、排泄介助などなど…。
しかも、出荷もブリードも出来ません。
(出荷って言いたくないけど)
なので、お世話をするのは、個人か動物園くらいと思います。
記事上部に本の広告を貼ってますが、こちらにはヤギミルクをあげるようにと書いてある以外、1日のミルク量などの細かいことは書かれていません。
ネットにも、ほとんどありません。
なので、このブログを書こうかなと思ったんです
役に立てるほどまとまってもないし、実績もないけれど
1日、1日を積み重ねていけるかどうか、
と言う命である事を知りつつ、
育つ可能性に頑張ってみる…
そんな気持ちで臨んでもらいたいと思います。
キツイ表現をするなら、
「いつ息を引き取ってもいい覚悟」をしておきましょう。
「絶対助ける」と意気込むと、ダメだった時のショックは壮絶です(経験談)。
そして、この介護にも似た育児は、いつ終わるか分かりません。
「育児」は、成長して手がかからなくなる時期が来ますが、この子達は状態によってはどうなるか分かりません。
手が離れるかもしれないし、
ずっと流動食で、前歯をカットする…と言う仕事も増えてくるかもしれません。
動かない肢体であるなら、褥瘡リスクも出てきます。
結構な覚悟が必要ですね…
こちらは、初よんママ育児の子です。
ダラダラ長文失礼しました。
ではまた次回