土地の色 | 毎日は旅のごとし日記

毎日は旅のごとし日記

いわゆるアラフォー世代です。できれば毎日をほのぼの楽しく過ごしたいと思っております。

大昔の人達ってよい気の土地を感じ取って

住まいにしたり神社にしたりすごいな!

的なお話ってたまに聞く。

 

 

そういうなんとも説明しがたい動物のカンって

現代って完全に廃れてしまったのだろうか?

 

私は昔に人には出来ても

現代人は色々退化してるとずっと思っていたけど

案外そうでもないかもな・・・と50過ぎて改めて思うようになった。

 

 

例えばたまによい方位へ旅行してよい気をいただく

方位取りを長年しているが

現地であちこち歩きながら

「なんだかここご縁があれば住んでみたいなぁ」と思っていたところを色々調べて行くと

縄文遺跡が残ってる場所だったとか・・・

たまにある。

 

諏訪が確かそうだった。

あそこもたくさんの遺跡があり古い歴史のある神社まである。

 

 

2年ほど前江戸川区住んでいたがもう西に引っ越ししようと

郊外にアタリをつけて不動産屋を周り物件を探し始めた。

駅で降りる客層も江戸川区と比べるとめちゃ少なく

だーれも歩いていないのーんびりした住宅地をゆっくり歩いているうちに

 

「あー、私ここ住みたいわ」と確信するようになった。

自分で言うのもなんだが私は多分色々うるさいタイプかも。

一般的なものさしとかではなくあくまで個人的なこだわりは

強めかもしれないので

 

結構すんなりそう思えたことが

自分でも不思議だなと思っていた。

 

 

で、住み始めると人々うんぬんでなく

独特の土地が発する「何か」が自分には心地よく感じている気がしてたまに都心に出かけて帰ってくるとすごくホッとする。

 

 

で、ある日ビックリすることを知る。

東京の西側って実は縄文遺跡めちゃあるってこと。

そして今住んでいるまさにこの近辺から縄文式土器

わっさわっさ出土している真っただ中だった。

 

 

歩いて行ける範囲に一辺が5mくらいの小規模古墳も発見されており保存されている。

 

もしかして私の中に「住みたいな」と思う何かは

昔縄文人が持っていた何かと共通するのではないか?

現代に生きる私の中にもそれはあるのではないか?

と疑い出した。

 

 

ここんとこ多摩川近くの雑木林あたりで

薬草とったり野草摘んだりしてるんだが

実は最初多摩川まで歩いて行けると知らなくて

最初の1年はまったくノータッチだった。

 

 

葉っぱ触りだしたの1年前に御嶽神社の帰りに摘み始めて

近所で摘めないか?と調べ始めたのが最初のきっかけだ。

だからかれこれ1年ほどになるが・・・

 

 

で、先日はっと気付いたのだが・・・

 

私が日々してることって

大昔ここに住んでいた縄文人が日々やってたことと

ほぼ同じことしてないか?私?

 

クルミ拾って、薬草摘んで、タケノコとって

よもぎ摘んでノビル掘って野良ニラ見つけて

桑の実とって・・・保存食作って

薬草酒作って、乾燥させて薬草茶作って・・・

 

 

私、何か?感知してないか?

何か見えない情報キャッチしてないか?

大昔の縄文人と呼応してないか?

 

 

実はそれだけで終わらなかった。

先日もっとびっくりしたことがあった。

 

 

今年1月奈良で大発見があった。世界最大級の蛇行剣が見つかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私もすごく詳しいわけではないが

3世紀あたりから5,6世紀辺りまで

当時の様子がわかる資料がなぜかまったく見つからないらしい。

 

 

で、今回その謎が深かった期間であった4世紀あたりの大発見。

はじめてその時期の具体的でエゲツナイ資料がこおタイミングででてきたということだ。

 

 

ここの遺跡が奈良富雄丸山古墳。

私も現物めっちゃ見たかったので

どのあたりか地図で調べてみた。

 

 

え、え、えーーーーーーーーーっ!!!

 

 

私が幼少期住んでいた奈良の西ノ京の自宅から

直線距離1キロ!!!!!

 

 

ぎゃーーーーーーーー!!!

 

 

こちらは3世紀から7世紀の古墳時代。

丁度日本が国家として形作られる時期。

縄文⇒弥生⇒古墳⇒飛鳥

 

 

ふるーい歴史を持つ土地の空気感を

私はどこかで記憶しているのかもしれない。

最近すごく確信するようになってきた。

これからの未来の地図は外にない。

多分私の内側にあるような気がする。