今回の金沢の旅は時間が限られていたので
まずは行きたいところをハッキリさせて、
行けるところから確実に押さえるようにしました
21世紀美術館を見終わったら、そこから歩いて10分ほどのところにある
世界的仏教哲学者の鈴木大拙の思想や足跡を伝える施設
『鈴木大拙館』へ行こうとしたら・・・うっ・・・お腹の中でゴジラが泣いている・・・
美術館の中のレストランは人気だけど落ち着かない感じだったし
周りに食べるところあまりなさそうだし・・・
うーん、どうしよう
うろうろしていたら、小さな割烹みたいなお店があって
中から女性が出てきて、メニューをのぞき込んでる私に
「今日は野菜のかき揚げですよ~」って言ってくださったのですが、
すごく感じがよくて、中に入ったら板さんも感じがよかったので
「あ、ここきっと大丈夫なところだ」と思って入りました
案の定、私が好きなひとつひとつ丁寧に作られている系のごはん
茶碗蒸しもなめらかプリンみたいでアツアツで美味しかったし
ハマグリのお吸い物はゆずの皮がちょっと入ってて
めちゃめちゃ美味しかった
ちょこちょこっと板さんとお話して
「次、鈴木大拙館行こうと思ってるんですよ~」ってお話したら
「あそこへ行くと心が無になっていいらしいですよ、
確かうちに招待券があったと思うのであげますよ~」
「え~いいんですか~
」
ちゅうわけで、もらっちゃいました~
ありがとうございまーす
私にとっては初めて知る人なのですが、
世界的に知られた仏教学者のようですね
展示作品に解説は無いのですが、わびさびの世界観を感じることができます
入ってすぐの廊下も印象的
なんだかむかーし教科書にあった陰翳礼讃
を思い出す。※ただし内容まったく覚えておらず(笑)
「水鏡の庭」と呼ばれるところです。
この場所もそうですが、展示物すべてに静けさを感じます
色んな関連図書が置かれている部屋があってつらつらと
眺めていたのですが、そこで、あのスティーブジョブズは若い頃から
乙川弘文という永平寺で修業を積んだ曹洞宗の僧侶と関わるようになって
禅の世界と関わるようになったと知りました
ジョブズの結婚式も彼が司ったそうです
今は乙川弘文とジョブズがどのように関わったのか興味があります
多分あのジョブズの点と線のお話も乙川弘文の影響なんだろうなぁ~
一旦ホテルに戻ってお茶タイム~
地方へ行っての楽しみのひとつがこういうスイーツ
東京と比べて安くておいしかったりする
ミルクティー用のミルクはちゃんとあたためて出してくれてウレシイ
ホテルから歩いてすぐのところにある武家屋敷~
今にも着物姿の人たちが飛び出してきそうです~
ステキなところです
そしてよく目についたのが南天を植えているお宅が多いような気がする・・・
南天は縁起ものですからね~。
石畳と純日本風の土壁には
やっぱり赤い椿が似合いますね~