出雲ぶらりんこ旅 ~たたらをめぐるエトセトラその6~ | 毎日は旅のごとし日記

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いわゆるアラフォー世代です。できれば毎日をほのぼの楽しく過ごしたいと思っております。

この間の出雲の旅で、

すっごいビックリマークすっごいビックリマーク文献見つけたぜぃ~ラブラブ!と思ってた

こちら↓


絵図に表された製鉄・鍛冶の神像

「金屋子神話民俗館」


探しても探しても、無いのです・・・あせる

無くしちゃったっぽい・・・しょぼん

多分だと思うけど、宮崎駿さんてもののけ姫作るとき、

この文献めっちゃ使ってないかはてなマークそんな気がして仕方がない・・・。

とりあえず送ってもらえるか確認してみよう・・・汗



個人的にすご~く注目したことのひとつがこちら。

日本書紀とか古事記とかに「たたら」の文字が入っている神様の名前が出てきます。



それが日本書紀に記されている

媛蹈鞴五十鈴媛命(ヒメタタライスズヒメ)や

古事記に記されている

「比売多多良伊須気余理比売」(ヒメタタライスケヨリヒメ)、

別名「富登多多良伊須岐比売」(ホトタタライスキヒメ)


いずれも女子です音譜



注目すべきは

「富登多多良伊須岐比売」(ホトタタライスキヒメ)の「ホト」。

実は古事記でホトって「女陰」を指します。

古事記でもイザナミが火メラメラの神の子を産んだことで

ホトに大やけどあせるショック!をおって死んでしまうという下りでホトという言葉は使われています。



またホトは「蕃登」とも書くのですが「火処」「火門」とも書きます。

古事記ではなぜか出産と火はよく出てくるみたいなんですよね~パー



ここで話は和鋼博物館に戻ります。

和鋼博物館の展示物にはその場所の作業場ごとにネーミングプレートが付けられていました。




ふいごから空気を送り込むときに丁度1000℃にも達する炉とのつなぎ目を

ホド穴といい、砂鉄を溶かす炉のことも「火処」(ほど)といいます。



おやっはてなマークそうなんですかいはてなマーク



たたらの神様はそろって「女神」、

鉄が生みだされる「炉」は女陰を表す「火処」(ほと)と同じ発音

出産→生み出す



たたらばは神聖なものを生み出す女性の子宮そのものとして

考えられていたのかもしれないなぁと改めて思ったわけですビックリマーク

まさか製鉄所が女性の体として考えられていたとは驚きビックリマーク叫び