めっきり寒くなった今日この頃。
暖かい麺とか食べたくなりますね!
白石温麺(うーめん)宮城県の特産品です。
ぱっと見は短めのそうめん。
実はこの麺、400年もの歴史があるのです。
どこかで見たことあるような・・・と思っている方もいるかも。
こんなところでも紹介されています。
JR東日本「大人の休日倶楽部」のCMです。
吉永小百合さんのCMで「大人になったらしたいこと」というコピーが印象的。
私もこのCMにでてくるような静かなしっぽりした旅に憧れています。
このCM最近見たことありませんか??↓
http://www.jreast.co.jp/tabidoki/tvcm/index.html?code=otona03
ここで吉永小百合さんが食べているのが
白石温麺です。
この麺にはこういうお話があります。
今から400年ほどの昔、当地白石城下に住んでいた鈴木味右エ門という人の父は
胃を病んで床に伏し何日も絶食しなければなりませんでした。
味右エ門は大変心配し、何か良い食餌療法はないかと八方手を尽くしていたところ、
旅の僧から油を一切使わない麺の製法を教わり、それを造り温めて父にすすめたところ、
やがて全快したということです。
小麦粉を塩水でこねて造るため、消化もよく胃にやさしいため回復を早めたのでしょう。
この親孝行の話が時の殿様に伝わり献上したところ、みちのくの人の温かい思いやりを賞で
「温麺」と名付けられたそうです。
「日本むかしばなし」みたいなおはなしです。
長く続くものにはそれなりの背景があるんですね。
3,4分茹でたらすぐに食べれる優れものですよー。