宿題店であった昭和区の《翠蓮》に行って来ました。店の前に着いた瞬間、意外でした。オシャレなカフェレスト風の店構え。何故なら、もっと小汚い、中華屋さんを想像していたからだ。店内に入ると、開店15分後位で先客が6名。10席余りの店としては、まずまずのオープニングだ。箸立てや調味料を置く入れ物やティッシュボックス果ては、コースターや皿に乗ったラーメン丼を置く下敷きに至るまで唐細工で出来ていて、店内にかかっている音楽も含めてアジアンテイストだ。
店主は白髪混じりのロングヘアをポニーテールにしイメージカラーか？茶色のキャップとシャツを着ていてラーメン屋さんと言うよりこれまたカフェレストか創作料理風。
それに引き換え提供されるラーメンはどちらかと言うと和である。食べたのは、飛び魚の焼き干しのだしのスープで仕上げた《焼き干ラーメン醤油味￥890》半日以上じっくり煮込んだ豚ゲンコツ・鶏ガラ・丸鶏・干海老・干貝柱・アゴ焼干し・アジ節等々沢山のエキスの濃厚スープ。赤腐乳～あかふにゅう～《豆腐の塩辛に赤ワイン・ベニコウジを加えた発酵調味料》と自家製醤油で煮込んだチャーシューをガスバーナーで焦がして短冊切りして提供。手で裂いたような葱に、ほうれん草・かいわれ大根・歯応えのある極太メンマは薄味他の食材の邪魔をしない。魚介風味の方が色濃く出たつけ麺に良くある和風濃厚スープだ。
麺は加水率高めの中太のやや縮れがかった物でほど良い弾力。濃厚なスープにあう。中々手の掛かった一杯だった。
焼き干ラーメン￥890《らぁめん 翠蓮》
名古屋市昭和区花見通3‐11ハートイン 1A
052‐833‐0572営業時間：11時半～13時50分
18時半～20時（スープ無くなり次第終了）
定休日：火曜・水曜
総合評価：★★★☆
麺 ：★★★
スープ： ★★★★
店の雰囲気：★★★★
接客 ：★★
オペレーション：★★★
コストパフォーマンス：★★