福岡ソフトバンクの柴原洋外野手(35)が23日、北九州市内のホテルで開催された後援会主催の激励会に出席し、自らを「虎」にたとえて定位置奪回の誓いを立てた。寅(とら)年の今年は5月で36歳。ちょうど12年前の1998年は入団2年目でレギュラーをつかみ、初のベストナインにも輝いた。「虎になった気持ちで、がむしゃらにやる」。野獣の気迫で外野の一角を再奪取する。 再び“虎”になるための準備は出来上がった。最大82キロまで増えていた体重を、トレーニングと食事の改善でプロ入り最軽量となる73キロまで絞り込んだ。「でも、自分では『やせた』という感覚はない。あとはキャンプでプレーに連動させていければ」と手応え十分。この日も午前中に西戸崎室内練習場でみっちり5時間汗を流してから、北九州入りした。 激励会は母校・北九州高の野球部OBや同窓会が中心となって毎年開いており、会場には120人のファンが詰め掛けた。「昨年はプロに入って一番悔しい年だったが、それをいい意味で発奮材料にする」。激戦必至の外野戦争を勝ち抜き、同じく寅年生まれの秋山監督を男にする。体重を減らしても痩せたという感覚が無いというのは楽しみですね
去年は特に不調のまま2軍でも成績を残せず不本意なシーズンとなりましたし
今年にかける思いは強いと思いますし、期待しましょう