右肩関節炎でリハビリ中の新垣渚投手(29)が11日、生活改善での完全復活を誓った。プロ入り初の未勝利に終わった昨年の年末にはゆい夫人と結婚。生涯の伴侶を得た右腕は、食生活にもメスを入れ、毎日、朝食も取るようになったという。“沖縄タイム”とも言われたマイペースな生活とも決別。今季に向けて「最低2ケタは勝ちたい」と意気込んでいる。

■内助の功で脱マイペース

 マイクを握った新垣の表情が一瞬にして緩んだ。新婚生活を問われると「幸せです。1人だと適当でいいけど…。今は野球だけに集中できています」。内助の功を得て、生活面での改善が進んでいた。

 沖縄県出身の新垣はこれまでマイペースとみられがちだった。朝が苦手で、練習時間ギリギリに現れることも。朝食を取らずに練習参加ということも多々あったという。食事は外食ばかり。そんな食生活が大きく変化したのだ。

 結婚でゆい夫人の手料理を食べられるようになった。「朝はずっと食べています。勉強して作ってくれているし、(栄養が)偏らないようにしてくれている」。朝食をきっちり取ることで生活リズムが改良され、のんびりしているという“沖縄タイム”からも卒業だ。

 生活面の充実は当然、野球につながる。現在も地道なリハビリの日々。「第一目標は開幕1軍」としながらも「1カ月遅れたとしても(シーズンの)最後まで投げきる方がベスト。そういう目標も持っていれば、出遅れても焦ることなくやっていける」と精神的にもタフになってきた。

 この日は、福岡県粕屋町の商業施設での献血推進イベントに参加。トークショーでは駆けつけたファンを前に「大きいことを言いたいけど、確実にできるところで最低2ケタは勝ちたい」と約束した。新妻との二人三脚が復活ロードを歩む支えとなる。
多村も単身赴任から、家族を呼ぶことにしたそうですが、一番の変化は食事面ですよね

それに加えて、新垣は生活リズムの改善も出来るようですし

あの性格が少しでも改善されれば、今年の巻き返しがあるかもしれないですね