川崎宗則選手が「若手教育委員会」設立だ!今オフ選手会長に就任したチームリーダーが26日、若手の身だしなみ等の乱れを模範となって取り締まる考えを示した。前日25日には主将小久保裕紀選手が、若手への教育の必要性を球団に提案。賛同した川崎選手も自身の言動で、立派な社会人に育てる役割を担うことを宣言。この日は熊本市内で開催された高校生とのシンポジウムに参加し、球児のまゆ毛の細さを注意するなど、早くも“委員長”として動きだした。 子供たちに夢を与えるプロ野球選手としての責任感だ。ホークス川崎選手が「模範野球人」となる。この日、パネリストとして熊本市内で行われた高校生とのシンポジウムに参加。その席で壇上に上がった高校球児に「まゆ毛が細すぎる。細いと運気が逃げるからやめた方がいい。太めの方が絶対かっこいいよ」と助言した。決して上から怒ったわけではない。相手をやる気にさせる巧みな表現で、球児に極細まゆをやめるよう促した。 野球人である前に、1人の立派な人間であれ-。その気持ちが、高校生への助言の真意だ。来季はチーム内でも、若手選手にそれを言動で伝えていく。前日25日には主将小久保選手が球団に若手選手の教育システムの確立を提案したばかり。「僕らの若い時はいい人の手本を見ていたが、今の時代はある程度の方針みたいなのがあってもいいのでは」と主張した小久保選手に対して、川崎選手も「それはいい事だと思う。自分は自分で見本になれるようにしないといけないけど」と選手会長として賛同した。 遠征では選手はスーツで行動するが、本拠地では夏などにサンダル履きで球場入りする若手もいる。契約更改交渉の席にスニーカー用の短い靴下で出席し球団に怒られた若手もいる。「サンダルはやめた方がいい。ずんだれた(だらしない)格好もダメ」と川崎選手。今季は2軍で若手の遅刻も目立った。自身の襟もこれまで以上に正す。いわば「若手教育委員会」の設立でもあり、委員長就任の決意であった。 今月の新入団会見でも、高校生が4人いたこともあり「細まゆ」やズボンの「腰履き」が目立った。川崎選手は「18、19歳のいろいろな格好をしたがる。自分も(まゆ毛が)細かったから人の事は言えないけど」。若手の気持ちをくみながら理解ある「アニキ」的立場で、社会人としての基本を伝えていくつもりだ。 シンポジウムで同じく球児の「腰履き」を注意した主砲の松中信彦選手は言った。「身だしなみとか、あいさつをちゃんとすれば野球も上達する」。その言葉は来季7年ぶりのV奪回へのヒントなのかもしれない。新選手会長の川崎選手が、小さな事からコツコツとチームを「大人の集団」にしていく。服装の乱れが心の乱れとも言われますからね・・・
プライベートでは好きな格好をしてもいいと思いますが
公の場ではきっちりとした格好の方がいいのは当然ですよね
やんちゃというのと乱れてるのは違うので、その辺りの線引きをしてもらたいですね
球児の見本となるプロ野球選手になってもらいたいですね