第1試合 明豊 8-6 常葉橘

明豊の野口と今宮を常葉橘が打ち崩せるか、また常葉の庄司の出来も重要になる一戦は

明豊が庄司の立ち上がりを攻め、初回に2点を先制します

しかし常葉も3回に打者一巡の攻撃で4点を奪い、さらに4回にも2点を追加して流れを引き寄せます

5回に明豊が犠牲フライで1点を返すと、再び明豊に流れが行きます

8回に下位打線で2点を奪い1点差とすると、9回には今宮のタイムリーで土壇場で同点とします

試合は延長12回に2点を奪った明豊が勝利しました

常葉橘は庄司が12回200球以上を投げましたが、最後に力尽きました・・・


第2試合 中京大中京 15-5 長野日大

2戦とも2ケタ安打で勝ち上がった長野日大の打線と堂上率いる中京の強力打線を

両校の投手がどれだけ抑えられるかがポイントの一戦は

初回に中京大が5点を奪い主導権を握りますが、長野日大は3・4・5回に得点を重ね同点とします

これで流れが変わるかと思われましたが、中京大の打線が爆発します

6回に4点、7回にも4点、そして8回に2点を奪います

長野日大は同点とした5回以降をヒット1本に抑えられ打ち負けてしまいました


第3試合 花巻東 4-1 東北

東北対決となったこの試合、花巻の菊池と東北の佐藤の出来が勝敗をわけそうな一戦は

佐藤が上々の立ち上がりを見せますが、花巻の足を絡めた攻撃にかき回され

3回・4回・5回に1点ずつ奪われます

6回に東北は1点を返しますが、8回に1点を奪われ無念の敗戦となりました

佐藤の好投もありましたが、そつの無い花巻の攻撃が目立った試合でした


第4試合 都城商 4-1 智弁和歌山

好機にたたみかける打線と、しっかりとした守備で流れを作る打線と似たチームの対戦は

初回に智弁先発の岡田を攻め3点を奪います

その裏に智弁もノーヒットで1点を返しますが、4回にも1点を失います

岡田は12安打を許しながら、12三振を奪う好投で味方の反撃を待ちますが

都城の新西の前に打線が5安打に抑え込まれ、高嶋監督の勝利記録の更新はなりませんでした