ソフトバンク・松中信彦外野手(35)が19日、今オフ左ひじの手術に踏み切ることを明かした。慢性的な痛みに悩まされる中、18日に都内の病院で検査を受けていた。来季以降のプレーを見据えた決断だが回復が遅れると最悪の場合、来季の開幕戦に間に合わない可能性も出てきた。 横須賀市内で全体練習が行われたこの日、松中が決意を打ち明けた。「オフに手術します。覚悟は決めました」。5月末に違和感を訴え、同31日の中日戦(ヤフーD)を最後に左翼守備も断念せざるを得なくなった。今季終了を待ち、メスを入れることになった。 社会人(新日鉄君津)時代の1995年に左ひじを手術した。前日(18日)には、当時執刀した増島医師を都内に訪れ、「やっぱり痛い」と告白。松中によれば、左ひじ外側の骨の一部が突起している状態だという。現在は球団、同医師と最善策を模索している段階だが、「全部(の手術を)やったら1年かかる。来シーズンを逆算して、最低限で済ませたい」と松中は説明した。02年にも左ひじ滑膜(かつまく)を切除しており、自身3度目の手術になる。今回のケースは突起部分を除去するもので、全治は3か月程度の見通しだ。 当面はヒアルロン酸の注射を打ち、患部の可動域を広げることで出場を続ける方針だ。松中は05年のオフ、球団と7年の超大型契約(今季年俸は5億円)を締結。今オフ、来季からの条件面が見直される予定だ。この日もキャッチボールを行った際に「ひじが使えていない」と表情を曇らせた。20日からの横浜戦(横浜)は代打で待機する。交流戦連覇を果たした矢先、主砲に衝撃が走った。 ◆松中と左ひじ 八代一高(現秀岳館高)の1年時、左ひじを痛めて右投げに転向。社会人時代の95年に左ひじの手術に成功し、左投げとして再出発した。02年10月に左ひじ滑膜を切除手術。今季は5月末に痛みを訴え、交流戦V2を決めた6月16日の中日戦は代打で出場。翌17日は欠場した。今手術をしても今年は間に合わない可能性があります
でも、今の状態で試合に出て満足のいく結果が残せるのでしょうか・・・
極端に言えば、100%力を出せない選手より、若手を使う方が良いと思います
特に今は松中が出なくても打線の厚みが失われる事は無いと思います
それでも主砲が離脱するというのは、チームにとって大きなダメージなんですかね・・・
これはチームと松中が判断した事だと思うので、尊重するしかないですね