厳しい現実を突き付けられた。予定の4回を待たず、2回1/3を10安打6失点で降板。岩崎はうつろな目でベンチから戦況を見つめた。「バッターに向かっていく気持ちが弱かった。ヤフードーム初戦で投げさせてもらったのに申し訳ないです」。試合後には首脳陣から2軍での再調整を通告された。 追い込みながら甘く入ったボール球を打たれた。3回だ。先頭打者の内村にカウント2-0から中前打を浴び、続く鉄平に2ランを右翼席に運ばれた。7長短打を集められ、6失点。2回まで145キロをマークしたストレートもこの回は130キロ台に落ち、タオルを投げ込まれた。 本拠地“開幕投手”を任せた期待の星に、秋山監督は厳しい言葉を投げかけた。「初回から抜け球が多かった。直球もスライダーもね。最後まで低めに持ってこられなかったし、自分でもっと調整できてくれば」 高山投手コーチは「本来の(キレある)スライダーを使った投球をしないと」と注文をつけた。岩崎も宮崎春季キャンプでは直球で腕が横振りになるのを防ぐためスライダーを封印してきたが、もう一度宝刀の威力を取り戻すために2軍でやり直すつもりだ。 だがA組で過ごした宮崎キャンプでの26日間を無駄にするつもりはない。「1軍の選手と一緒に練習して勉強になった。あとはそれをグラウンドで生かせるかどうか」。19歳右腕のリベンジは始まったばかりだ。先発投手は中6日という好条件を与えられています
なので、1回の登板で結果を残さないといけません
先発投手に一番大事なのは修正能力だと思います
悪いなりに抑えるピッチングをしなければ上では通用しません
岩崎の今後の課題となると思いますが、そこが克服できれば1軍へ呼ばれるでしょうね