W(ダブル)ストッパーに名乗りを上げた。ファルケンボーグ(31)は「米国でも中継ぎ、抑えをやってきた。監督にいけと言われた場面で仕事をするだけ」。2メートルの長身から繰り出す150キロ超の速球に加え、3A通算59セーブと結果も残しており、セットアッパーあるいは馬原の“代役”もできると首脳陣の期待も高まっている。 「144試合は長い。ペースを崩さずにやりたい」とフル稼働する意気込みも十分。来日前には米大リーグ・レッドソックスの斎藤らから日本の野球について情報収集したという。生活習慣やマナーの予習もばっちりで「日本で失礼にあたることは何か調べたからダイジョウブ」と気配りも見せていた。
3投手の中で最も若い26歳のジャマーノは「今ここにいられて幸せです」と期待に胸をふくらませた。直球はMAX145、6キロ程度で「コントロールで勝負するタイプ」とアピール。メジャー通算47試合に出場し8勝16敗の右腕は「ホークスが過去、強豪チームだったと認識している」と黄金時代復活に貢献する意気込みだ。 打撃センスも持ち合わせている。リトルリーグ時代はメジャー通算583本塁打を誇るマグワイア氏のホームラン記録を破った“強打者”でもあった。DH制を採用するパ・リーグだけに打席に立つのは交流戦などに限られるが、「機会があれば塁に出られるよう精いっぱいやるよ」。いたずらっぽい笑みを浮かべていた。
201センチの巨体が強烈な存在感を放った。記者会見後の記念撮影で、秋山監督が報道陣に異例の注文だ。「オレも185センチあるって書いておいてね」。無数のフラッシュの前で、2メートル超のニシキヘビを愛する助っ人の頭がギラギラと輝いた。 来日前から「ヘビ男」として話題を呼んだ右腕だが、今度は仰天の特技を明かした。「4年前からムエタイをやっているんだ。もしかしたら、そっちの方向に進んでいたかもね」。格闘技ファンにはなじみの名前を、低音ボイスで口にした。 「ムエタイ」は、立ち技最強とも評されるタイの国技。強烈なキックやパンチに加え、ひじやひざもOKの戦いには熱烈なファンも多い。しかも、ローの通うジムは、米国の総合格闘技大会「UFC」の有力選手も数多く通う名門だという。 「ジム? シーズンオフに週1、2回通っている。トレーニングの一環でね」。陽気な笑顔ものぞかせたローだが、足のサイズも球界最大級の33センチ。超ヘビー級のキックは、新たな最強伝説を築く資格は十分。乱闘の抑止力にもなりそうだ。 もっとも、肝心の投球に関しては、巨体からイメージできない技巧派をアピールした。「シンカーやチェンジアップでゴロを打たせるのが、自分の投球」。初体験の宮崎キャンプでは「自分のすべてを出し尽くして、開幕へ準備したい」と、真剣極まる表情で誓った。 愛するニシキヘビ「エンゼル」、愛犬「ゴジラ」の帯同は断念。「日本ではたぶん何も飼わないと思う」。決意の“単身赴任”も新天地での野球に集中するためだ。秋山監督が先発として期待する異能右腕が、今後はマウンドでファンの話題を独占する。例年、外国人投手には悩まされてきたホークスですが、今年はどうでしょうか!?
去年も多くの外国人投手がいましたが、低いレベルでの争いでした
今年は去年以上の高いレベルで1軍枠を争って欲しいですね
まぁ、外国人は始まってみないとわからない部分が多いですから
オープン戦までは大きな期待をせず、見ていこうと思います