福岡ソフトバンクの村松有人外野手(36)が27日、ホークス復帰イヤーの目標を「長嶋超え」に設定した。通算三塁打数で現役最多の65本を誇る村松は、あと10本で長嶋茂雄(巨人)の74本を上回る。松中、多村らがいる外野の定位置争いは激しいが、6年ぶりに広いヤフードームを本拠地とするベテランは「アグレッシブなプレーでチームを引っ張りたい」と定位置確保、そして2003年以来の「2ケタ三塁打」を狙う。 帰ってきたミスタースリーベースが、満を持して「ミスター超え」に挑戦する。過去2度の三塁打王となり、通算65三塁打は現役最多。今オフにオリックスからトレードで復帰した村松が、19年目の目標として長嶋巨人終身名誉監督の「74」をインプットした。 「広い球場になるし、スピードあふれるアグレッシブなプレーで引っ張りたい。そういう意味でも三塁打は打ちたい。1本でも多くね」 オリックスでは在籍5年間で計15三塁打。ヤフードームほど球場は広くなく、故障もあって量産はできなかったが、それでも今季は5本だ。「よく知っている球場」というヤフードームの広さがあれば“倍増プラン”も不可能ではない。 追い風もある。ヤフードームは今年、開幕前に外野のラバーフェンスが柔らかいものに張り替えられ、今季のチーム三塁打数は32本と昨季より8本も増加。さらに今オフは人工芝の張り替えも予定。FAでオリックスに移籍する際に「足腰に負担の少ない天然芝の球場でプレーしたい」と話した村松にとっても大きな武器となりそうだ。 「三塁打10本は簡単じゃないけど、試合に出ればチャンスはある。勝つために、レギュラーとしてフル出場できるように準備しとかんとね」 現在は、ダイエー時代から通う鳥取市内のジムや神戸市内でトレーニング。「下半身を中心に鍛え直す」と強化中だ。通算270盗塁のベテランは、すでに秋山監督の303盗塁も「クリアしたい」と宣言。「秋山超え」「長嶋超え」を実現させて、チームに日本一の称号を取り戻す。シーズン成績や通算成績は選手のモチベーションにもなりますし
こういう数字を達成していく事でチームの勝利に貢献していると思うので
外野手争いは激しいですが、村松には達成してもらいたいですね