13年目の「1番」挑戦-。柴原洋外野手(34)が17日、来季の1番奪回を目標に掲げた。4番以外の全打順を経験してきたベテランは「1番を打ちたい」と秋山ホークス元年のテーマを設定。1番本命とみられる本多に挑戦状をたたきつけた。今オフはシャープなスイングを目指し複数種類のバットを試用。秋山監督から背番号1を受け継いだ男が、4年ぶりのリードオフマン回帰を狙う。 ■常勝時代の「座」 背中の「1」が再びうずき始めた。秋山ホークス元年を控え、柴原は目標とする打順について「1番を打ちたい」と即答した。「来年は6番かな、7番かな、というんじゃなくてね。自分でチャンスをつくる役割がしたい」。秋山監督の現役引退後、背番号「1」を受け継いだ技巧派が、13年目の挑戦を宣言した。 かつては常勝ホークスの重量打線を引っ張ったリードオフマンだ。1番には2年目の1998年に65試合座ったのを皮切りに、王ホークス初優勝の99年から3年連続で100試合以上出場。ただ03年からは故障もあって激減し、06年からはチーム事情から主軸も打ったが、1番はない。今季は開幕を5番で迎え、2、3、6、7番と状況に応じ起用法も変わった。 ■バットを再検討 村松、川崎…と引き継がれてきた1番には、現在は本多が座る。打率3割も視界に入り始めた打撃に、何よりここ2年で計63盗塁の足は魅力。「足があるし、現状では本多になるんだろうけど」。柴原もその実力は認めながら「1番は『足』だけじゃない。体力的にも技術的にも、自分はまだまだやれると思っている」と断言。後輩に最初からポールポジションを差し出すつもりはない。 トレーニングの中で、今オフはバットの再検討を行っている。「タイミングが合っても詰まり気味になったりした。コンパクトに振り抜けるように」と、従来モデルより太めの大村(オリックスに移籍)モデルや、荒金が使っていたカブス福留モデルを試用。自主調整が認められ、秋季練習途中でチームから離れていた間にもテストを繰り返し「西戸崎で振り込んで試すことができたからね。後は生きた球を打ってどうか」と来春キャンプを心待ちにしている。 来年5月で35歳。若手の台頭もある。そこで老け込むのではなく、1番奪回という大目標でもう一度、己と戦う。「自分の中でモチベーションを高める意味でも目指していく。キャンプでそういうところを見せていきます」。あくまで本気だ。大賛成!!柴原には頑張ってもらいたいですね
個人的な意見ですが、本多は1番より下位を打つ方が適してると思います
今年の初めは井手が9番を打ち、打線の流れを良くしてくれました
捕手次第で、9番本多が活きてくると思います
打順が下位に行くにつれて、打率が下がる打線にはしてほしくありません・・・