■獲得交渉大詰め

 秋山ホークスの「名もなき」新助っ人が、いきなり初代4番候補に躍り出た。球団は現在、複数の外国人をリストアップして交渉中。キャンプ地のアイビースタジアム内で緊急編成会議に参加した秋山監督は、新外国人野手の起用法について期待を込めて言い切った。

 「理想は4番も? それくらいのね。あとは守れるのがいい。こればかりは(交渉)相手なんかもあることだから何とも言えないけどね」

 前日17日、王最高顧問が大物現役メジャー選手を獲得する方針を示したばかり。レンジャーズのネルソン・クルーズ外野手(28)、レイズからFAになったエリック・ヒンスキー外野手(31)らの名前が挙がっているもようで、秋山監督も「よさそうな選手がいた」と期待している。ホークスでは2000年のニエベス以来となる外国人の開幕4番も想定して、朗報を待つことになった。

 昼食後の午後2時から約1時間に及んだ会議は、秋山監督が打ち出した「垣根撤廃」の方針に沿ったものだ。角田代表は「投手コーチから見た打者、逆の視点のアドバイスもある。みんなの意見を聞き、いいチームをつくろうということ」と説明。サブグラウンドで指導中の高山投手コーチがメーン球場に急きょ呼ばれるなど慌ただしい動きは、米国での獲得交渉が大詰めを迎えたためとみられ、全コーチが集まる異例の会議となった。

 その中で新外国人の野手、投手の内訳や、登録枠、ポジション、現有戦力の起用法などについても活発に意見交換。秋山監督は「補強ポイントは先発投手とホームラン打者」としながらも、若手に「この中から伸びてくるのが一番いい」とハッパをかけた。この日、現場から吸い上げた意見も踏まえたうえで、球団は外国人を軸にした詰めの編成作業を進める。
王政権の時はどうだったのかわかりませんが
1人の選手を評価するのに、1人で見るより数人で見たほうがいいと思うので
こういう全体会議は良いと思います
4番候補の助っ人はクルーズなのか、ヒンスキーなのか
それとも名前が出ていない外国人なのか!?楽しみですね♪