秋山幸二監督(46)が部門の壁「撤廃」を宣言した。「担当外でもいろいろ話しながら、選手をいかに高めるかを目的にやっていく」と、全員の“総合コーチ化”を要望、担当の枠を超えた指導体制のあり方を語った。

 最年長の立花コーチで49歳、最年少の井出、田之上コーチは37歳。40歳前後の“アラフォー”で固める内閣は、部門間の交流を重視する。「打撃コーチだから打撃だけ、じゃない。投手コーチが打撃の話をしてもいい」と秋山監督。最下位に終わった現状を踏まえれば垣根にこだわってもいられない。

 投手コーチから見た野手やその逆、また野手コーチから見た捕手など、課題克服へ身近な第3者の視点を生かす。さらに「選手同士でも活発にやってほしい。『オレならおまえをこうやって打つ』『こうやって抑える』とかね」と続けた。

 秋季練習・キャンプの練習内容について早くも選手個別のメニュー案も出たという。「僕らだけでなく選手も悔しい思いで見ていると思う。思いを練習にぶつけてほしい」。パ・リーグCSが始まったこの日、新生ホークスも来季への胎動を始めた。
技術的な部分は同じポジションのコーチが一番かもしれませんが
野球は相手と戦うスポーツですし、相手目線のアドバイスも必要だと思います
なので、こういう事は良い事だと思いますが
問題は、こういう事が記事になるという事は今まで壁があったという事です
そういう観点でもチームとして相手と戦っていないって事ですよね
今後に期待したいと思います