明石が首脳陣の指名を受け、ダブルヘッダー遊撃テストに臨んだ。日本代表として北京五輪期間にチームを離れる川崎の代役候補として、まず午前10時10分開始のウエスタン阪神戦に「1番遊撃」でスタメン出場。バットでは4打数無安打も、同点の9回に立て続けに前方のゴロを素早く処理し、際どいタイミングでアウトに仕留めるなど守備力をアピールした。 ナイターでは7回に小久保に代わって一塁に入ると、川崎への代打金子が8回から一塁に回り、自身は遊撃へ。最後の打者橋本のフライを捕球した。7回2死二塁で左腕根本から右翼線へ適時二塁打も放ち「引っ掛かっただけ。でも二塁打ですからね」と結果に満足顔。試合前のフリー打撃では王監督から身ぶり手ぶりの熱血指導を受け、追加でティー打撃も行ったハードワークが生きた。
仲沢が猛打賞の大暴れだ。「3番二塁」で先発出場すると、初回に左翼線二塁打、6回中越え二塁打、8回左前打の固め打ち。中でも6回の二塁打はもう少しで本塁打というセンターフェンス直撃の大きな当たりだった。「どれもいい打球だった。積極的に振りにいけた結果です」。五輪期間中の川崎の代役としても期待され、「チャンスと思ってやっていきます」と力を込めた。オリンピック期間中抜ける川崎の代わりは誰になるのか!?
候補は沢山いますが、どの選手も飛び抜けたものを持っているわけではないですからね
誰と固定するよりは調子の良い選手を使っていくのが一番だと思います