2008年プロ野球交流戦のMVPが25日に発表され、初優勝した福岡ソフトバンクから川崎宗則が選出された。チーム最多打点で最多出塁の松中信彦や最多勝の大隣憲司、3完投の杉内俊哉らを上回る評価を得た川崎。受賞の決め手となったポイントを考えてみたい。 交流戦期間中の打撃成績を見てみると、川崎の打率3割6分6厘は4位だが、打率1位の阪神・金本知憲を上回る37安打で、最多安打を記録している。そして、6月1日の巨人戦では延長12回裏に山口鉄也からサヨナラ安打を放つなど、交流戦ではここぞの場面で活躍した印象が強い。実際に川崎が、チームが逆転・同点・勝ち越しをしたイニングで放った7安打はチーム最多。緊迫した場面での、川崎の勝負強さを数字が表している。 チーム最多打点(16打点)の主砲・松中信彦は、交流戦全体では10位タイと成績を伸ばせず、打率も2割7分9厘で37位。MVPには届かなかった。 投手陣で候補になったのは、チーム最多勝である4勝(0敗)をマークした大隣憲司。登板した5試合の援護率が6.11と、打線に助けられた登板での4勝であったことと、防御率3.06が交流戦18位にとどまった点がアピール不足になった。また、交流戦最多の3完投、チーム最多投球回の杉内俊哉は、防御率1.45と抜群の安定感でチームを支えた。しかし、援護率が2.28と低く、2勝(1敗)と白星を伸ばせなかったため、最多勝である5勝の岩隈久志(東北楽天)、ルイス(広島)に水をあけられたことが惜しまれる。 これまでMVPは、3年連続して投手が受賞していたため、川崎は、野手として初の受賞である。現在、川崎の96安打は両リーグ最多。144試合の試合数換算では192安打ペースであり、パ・リーグでは1994年のイチロー以来となる200安打が十分射程内にある。交流戦MVP獲得の勢いに乗って、プロ野球史上4人目の快挙達成を狙いたい。結論から言えば、200本安打は無理でしょうね
最大の要因はオリンピックです
代表に選ばれるのは確実ですからね
チームを抜ける事が無かったら可能性も高かっただけに残念ですね
でも、目指して欲しいですね
200本に近づけば近づくだけ、ホークスの優勝の可能性も高まりますからね!