鉄腕が歴史的偉業にまた挑戦する。初登板の楽天戦(ヤフードーム)でパ・リーグ初の無四球での初登板初完封を飾ったルーキー大場翔太投手(22)は30日の西武戦(西武ドーム)に先発する。次なる見せ場は1950年の2リーグ制後、誰も達成していない初登板からの2試合連続完封。27日はヤフードーム内のブルペンで行われた投手練習に参加後、空路東京へ向かった。今度は敵地で「サプライズ」を見せる。 衝撃デビューは序曲にすぎない。長いプロ野球の歴史をひもといても初登板初完封の味を知るのは28人だけ。だが、大場は前しか見ていない。「結果は良かったけど、内容がいまひとつ。今度は完ぺきに抑えられるように頑張りたい」。次なるターゲットは初登板からの連続完封に絞られた。 公式戦では初のロード。ネクタイ姿のルーキーが福岡空港に現れた。「完封しようと思って投げているわけではない。だけど最少失点でいきたいし、もちろん最少はゼロということになる」と偉業達成を控えめな言葉で誓った。 「初登板から」の冠を除いても2試合連続完封勝利となればチームでは斉藤が2006年8月に記録して以来。この年18勝を挙げ沢村賞を獲得したエースに肩を並べる快挙だ。昨季は杉内の2試合連続完投勝利があるだけと難易度は高いが、王監督は「どえらいことをやれるのを示してくれた」と期待を込める。 対戦する西武については「足を使ってくるチーム。(昨季盗塁王の)片岡さんには気を付けたい」。オープン戦では四球から崩れるケースが目立ったが、デビュー戦では無四球完封と“豹変”。無駄な四球を与えないことで歴史的快挙が見えてくる。 「また連勝となるようチームに勢いのつくピッチングをしたい」。平成の鉄腕はどこまでもスコアボードに「0」を並べ続ける。衝撃デビューの大場ですが、明後日の登板で連続完封を狙います
言うのは簡単ですが、これまでに誰も達成していない記録ですからね
球にキレと力があれば、ある程度コントロールが良くなくても抑えられます
無駄なランナーを出さない事が大事ですね
大場のピッチングに注目ですね