2月1日に始まったソフトバンクの宮崎春季キャンプも、いよいよ20日から最終クールに突入する。23日には早くもオープン戦が開幕(対広島、都城)し、3月20日の08年シーズン開幕へ向けた最後の実戦調整に突入する。主砲松中の完全復活へ向けた“助走”、新人大場の開幕ローテーション入りをかけた争いなど、見所はたくさんありそうだ。 さて、脚光を浴びる1軍選手のすぐ隣のグラウンドでも、近い将来、「鷹のエース」と呼ばれているに違いない男もプロのスタートを切った。B組(2軍)スタートとなった高校生ドラフト1巡指名、岩崎翔投手(18=市船橋)だ。この男、とにかく「目つき」がいい。それが岩崎に対する第一印象だ。何か1つのことを最後までやり遂げる、自分の考えは簡単に曲げない、芯(しん)の強そうな男という印象を抱く。 同じ思いを杉本投手コーチも抱いていた。キャンプ第4クール初日の14日。今キャンプ初めて2軍ブルペンを視察した杉本コーチは、たまたま岩崎の投球練習に“遭遇”した。初めて見る「金の卵」の投球に「上と下のバランスがまだバラつくところはあるけど、素質は素晴らしい。いいものを持っている。それにあの目つきがいいね。根性ありそうな目をしている。マウンドでの雰囲気もいい。いろんな意味で楽しみな存在だよ」と絶賛した。 同じ高卒ルーキーでは、日本ハム中田、ヤクルト佐藤由などが、連日、新聞やテレビなどの報道で世間をにぎわせている。その声はいやが応でも、岩崎の耳にも届く。「そりゃ当然、彼らの活躍は気になります。でも、自分は背伸びをしたくない。とにかく1歩1歩、今は地道に力を付け、彼らと同じ土俵に早く上がれるように頑張るだけです」。背伸びをしたくないというあたりに、同い年選手に対するライバル心が顔をのぞかせた気がした。 好きな言葉は「感謝」。高校時代の恩師に授かった言葉で、今でもグラブに刺しゅうするほどだ。「今の自分があるのも周りの方の支えがあったおかげ。その方々に恩返しする意味でも、プロでは太く、長く、投げ抜きたい。だから今、しっかりとした下地を築かないとダメなんです」。岩崎翔。鷹のエース候補は、しっかりと自分の将来ビジョンを思い描ける、クレバーな18歳だ。期待される将来の鷹のエース岩崎ですが
今のところ悪い話は聞かないですね
あるとすれば線が細いということですね
まぁ、18歳で体が出来ていると息が短そうなので
太く長く活躍して欲しいですね!