福岡ソフトバンクの小久保裕紀内野手(36)が、メジャーキャンプへの突撃プランを明かした。この日、西山、江川とともに行っている自主トレを公開。昨年10月に手術した左手首の回復は順調だが、リハビリを兼ねて当地には2月も滞在予定だ。この機会を生かし、来月、アリゾナ各地で行われるメジャー球団のキャンプを回る。「新しい発見があるかもしれない」としており、飛び込みで「合同トレ」に発展する可能性もありそうだ。 せっかくの機会を生かさない手はない。昨年10月に左手首を手術したこともあり、プロ15年目で初めて春季キャンプ不参加を決めている今年の2月。V奪回を誓って動きだした小久保が、アリゾナ各地のメジャーリーグキャンプを巡る「突撃プラン」を明かした。 「2月になったら、休日にメジャーのキャンプの見学に出かけようと思っているんだ。日本のキャンプと違って、大した練習はしていないかもしれないけど、実際に見ることで新しい発見があるかもしれない」 2003年に右ひざを手術して以降、小久保が自主トレを行っているアリゾナ州は、米メジャーのキャンプ地として知られる。2月中旬になればマリナーズやホワイトソックスなど数球団が続々と集まって来る。小久保は右ひざのリハビリに専念した03年にメジャーの公式戦を観戦したことはあるが、キャンプ視察はもちろん初体験だ。 刺激を求めてのキャンプ視察。見ることが目的とはいえ、体調次第では飛び入りトレに発展する可能性もある。昨年末にギプスが外れた左手首のリハビリも順調で、この日はグラブを着けず右手で「投げるだけ」のキャッチボールを行った。 「ボールを受ける許可も出ていないし、バットを振れる時期はまだ分からない。ただ、左手首の可動域はかなり戻ってきている」。2月中旬になればリハビリもそろそろ終盤の段階。もちろん無理は厳禁とはいえ、手応えとともにメジャーのキャンプ地に足を運ぶことになりそうだ。 メジャーを代表する日本人選手との会談も予定に入れている。昨年12月に福岡市内で食事をともにした城島とは、すでにアリゾナでの再会を約束。過去に何度か食事したイチローとも互いの時間が合えば誘う意向という。そこから得たすべての刺激を、決意のシーズンにつなげる。 「ラストイヤーと言われている中で、王監督をかっこいい形で送り出さないと、恩返しができない。しっかりバットを振れるようにして、3月には元気な体で日本に戻りたい」。キャンプを休んでまで得る異国の時間を無駄にはしない。頭も体もリニューアルして悲願を成し遂げる。新しい発見があれば取り入れるというのは大事な事ですね
何事もそうですが、歩みを止めればそれで終わりですからね
小久保の怪我の状態もだいぶ良くはなってきてるみたいですが
まだまだ復帰の時期も分かっていない状態です
戻ってきた時に、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれる事を期待しましょう