ホークス屈指のイケメン右腕が「俳優デビュー」する。馬原孝浩投手(25)がソフトバンク選手として初めてテレビドラマに出演することが14日、分かった。KBC九州朝日放送の恋愛ドラマ「福岡恋愛白書」への出演が決まったもので、12月に撮影、来年2月に放送の予定。女優の小野真弓(26)らとの共演で、クールな二枚目のもう一つの才能が開花する!?

 今オフ、マウンドではなくカメラの前に飛び出す。どんな状況でも表情を変えない、ホークスの「大馬神」こと馬原が、なんと演技に挑戦する。

 KBCの「福岡恋愛白書」は、視聴者から寄せられた恋愛の実体験をもとにしたドラマ。2006年から始まり、来年で放送3回目となる人気シリーズだ。予定されている2話のうち、馬原は「ウイニングボールの行方(仮)」に出演する。

 タイトル通り、野球とつながりの深い題材にホークス選手がキャストとして浮上した。KBCサイドは「若くて、いわゆるイケメンで、実績も知名度もある選手」を基準に人選。そこで馬原に白羽の矢が立った。

 気になるストーリーは幼なじみでホークスファンの男女が主人公。互いを意識しながら、恋愛に発展しないままでいるという設定だ。馬原は物語のポイントとなる場面に「本人役」で登場。縮まらなかった2人の距離を埋める役割を担う。本職の抑えから趣を変え、いわば“恋のセットアッパー”に変身するわけだ。

 主人公の女性役はドラマや映画、バラエティー番組などで活躍する小野真弓が演じる。メガホンを握るのは05年公開の映画「1リットルの涙」などを手掛けたオカムラチカラ監督。馬原は演技経験について「うーん…。幼稚園の劇以来じゃないですか。最初は断ろうかと思った」と苦笑い。それでも今は「無理をせず自然体で臨みたいと思います」と静かに闘志を燃やしているところだ。

 撮影は12月中旬に福岡市内の某所で行われ、オンエアは来春キャンプ中の2月上旬ごろ、深夜を予定。マウンドで見せる鉄仮面の下にはどんな「演技派」の顔が隠れていたのか-。注目が集まる。
「本人役」って事ですが、深夜放送なのに凄いキャスティングですよね
地元ならではの話題ですね
当然オフの時期に撮影するのですが、面白い試みですね
好評となれば他の選手も出演する可能性がありますね!