首位奪還へ、ソフトバンクに頼もしい主砲が帰ってくる。左肋骨(ろっこつ)骨折で戦列を離れていた小久保が、10日のオリックス戦(福岡ヤフードーム)から出場選手登録される。小久保はオリックス戦の試合前練習で、フリー打撃を再開。44スイングで8本のサク越えを放ち「100%? 打つ方はな」と、打撃に関しては試合出場に支障がないことを確認した。練習後、王監督ら首脳陣と復帰について協議し、城所に代わって、今日からベンチ入りすることが決定した。 小久保がチームを再加速させる起爆剤になる。9連戦開始から続いた連勝は4でストップ。1点を追う5回に1死二塁から本多、川崎、多村の鮮やかな3連打で逆転に成功した。連勝の勢いは持続しているかに見えた。だが、2点リードの7回無死一塁から、4投手を注ぎ込んだ中継ぎリレーで3失点。逆転負けを喫した。「やっぱり7、8、9回の攻防だな。こっちは0で向こうは3点。負けるパターンになっちゃったな。まあ、全部が全部、こっちが思うようにはいかん」。首位日本ハムが敗れ、首位返り咲きのチャンスだっただけに、王監督は悔しさをのぞかせた。 2回には小久保の代役として三塁を守ってきた松田が左手に死球を受け、途中交代した。打撲の診断結果に王監督は「抹消する段階まで行かなかったのは良かった。この時期にそうなるのは厳しい」と、胸をなで下ろした。4連勝の勢いを生んだ現有戦力に、小久保が加わる。王監督は小久保の起用について「代打か指名打者か。指名打者も最初は無理かな…。彼がいるといないでは(チームの士気が)違うから」と語り、チームリーダーの存在価値にも期待する。パ・リーグ3強全滅で、上位3チームのゲーム差は変わらない。「切り替えて、切り替えて、また明日から」。王監督の言葉通り、気持ちと戦力を切り替え、8月7日以来の単独首位を目指す。バッティング練習と試合では力の入れ方が違うと思います
なので、今の状態で無理に出す必要はないと思います
確かに、松田の怪我もあり、必要な戦力ですが
今頑張って、プレーオフに出れなかったら意味が無いですからね
とりあえずベンチで士気を高めてほしいです