“地元”宮崎へ恩返しだ−。福岡ソフトバンクの川崎宗則内野手(25)が29日、2月24日に行われるオープン戦の初戦(対西武、アイビー)の出場に意欲を示した。今季から自主トレ地とした宮崎のホークスファンへ、4年ぶりのV奪回を目指す2007年の初戦に元気な姿を披露。もちろん単なる“顔見せ”にとどめず、定位置獲得を狙う若手に交じって、開幕前からスタートダッシュをかけるつもりだ。 感謝の気持ちは行動で示す。川崎が2年ぶりとなるオープン戦初戦の出場に意欲を見せた。「オープン戦はできる限り出場機会を増やしたい。もちろん、初戦から出るつもりで準備します。最初は宮崎? ボクが試合に出ることで、恩返しになればいい」。今季初めて宮崎市で自主トレ。そのお礼の気持ちも込めて、グラウンドの上から盛り上げるつもりだ。 今オフの自主トレは地元鹿児島で開始した後、宮崎市へ移動。キャンプで慣れ親しんでいる生目の杜運動公園を拠点に、約20日間のハードな練習に没頭した。連日の走り込みで一回りたくましくなった太ももをさすりながら、「いいトレーニングができました。体、大きくなりましたか?」と充実感たっぷりの笑みをこぼした。 例年、オープン戦の序盤は若手の力量を試す場となる。だが、まだまだ25歳の若手として、ベテランのようなマイペース調整を行うつもりはない。「ボクだってまだまだ若手。今年は小久保さん、多村さんも加わって野手陣の競争も激しい。みんな目の色を変えて練習しているし、自分もどんどんアピールしないといけない」。不動のレギュラーに定着しても、その座にどっかりと腰をおろすことなく開幕前から存在感を示す覚悟だ。 昨季はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に備えた日本代表合宿のため、2月中旬でキャンプを途中離脱。オープン戦はまったく出場しなかった。シーズンに専念できる今季は、開幕前の実戦に全力を傾ける方針。「開幕までに生きた球をたくさん打って、捕っておくことが大事になる」と目標を定めている。 この日は西戸崎練習場でマシン打撃などで汗を流した。「ボクはもともと仕上がりが早いタイプ。宮崎でもフリー打撃はやってましたから」。練習の合間には王監督、小久保にあいさつを済ませ、気持ちはキャンプモードへ突入。実戦の舞台を楽しみにしながら、再び宮崎で大粒の汗を流す。オープン戦序盤は若手を試す時期ですが、確かに川﨑もまだまだ若手(笑)
初戦から出てくれるのは宮崎のファンだけでなく、ホークスファンにとっても嬉しいですね
松中・小久保といったベテランの頑張り、レギュラー奪取を狙う若手の頑張り
その間にいる川﨑は両方から刺激を受けてるでしょうね!
去年見れなかった川﨑を今年は多く見れそうですね!