−会議ではコーチ陣に何を伝えたのか。
 「新任の人もいるが、今年にかける(コーチ陣の)気持ちが例年より伝わってきた。ここ3年間は(日本)シリーズに出ていない。まずはシリーズに出ることを第1目標にやっていく。シリーズに出れば強い。みんなで頑張ろうと話した」

 −2月1日の春季キャンプから復帰するとのことだが。
 「現在、手術して半年経過したが(術後)3カ月くらいのときは(キャンプでの復帰は)無理だろうと思っていた。だが、この1カ月間で体も回復してきた。球音が伝わる1月になると、自分のなかで強く動くものがあった。キャンプではユニホームを着て、先頭に立ってやろう。そう気持ちも盛り返してきた」

 −キャンプで復帰ということは、1年間を通じてユニホームを着るということか。
 「全うする覚悟です。ただ、体調面を考え、途中でリタイアすることも考えながらのスタートにはなりますが」

 −いつ復帰を決断。
 「ここ10日間くらい。12月までは迷った。1月になって自分なりに体調面の手応えを感じてきた。それで(復帰の)考えがひとつにまとまった」

 −どの辺りに手応えを感じたのか。
 「食事でいろいろなものを食べられるようになった。体重も4キロほど増えた。筋力が落ちたが、手すりにつかまらなくても歩けるようになったし、今後はもっと速いペースで治っていくのではないかと思う」

 −キャンプは期間や練習時間も長いが不安はないか。
 「柔軟に考えたい。シーズンとは違うし、疲れたと感じたりしたら休みを入れていく。乗り切れるとは思っている」

 −今キャンプでのテーマは。
 「半年間(ベンチ外から)野球を見て、基本の大事さが分かった。今までは(一、三塁側)ベンチなど横から見ていたが、縦から見ることができた。勝つためにどうすればいいのか。基本ができている人は、やはりいい結果につながっていると思った。キャンプでは基本を大切にし、それをどう結果に結び付けるのかをテーマにしたい」

 −練習メニューは変わるのか。
 「練習は変わらない。ただ、基本練習をして、それをどう生かすか突っ込んだ考え方をしないといけない」

 −新加入の選手が多いが。
 「小久保がこの4年間でどう変わったのか。実際にどういうプレーをするのか見てみたい。多村もどうなのか。野球センスや性格まで知りたい。また、新人の大隣や高谷にも興味はあります」

 −今年のキャンプもレギュラー白紙から始まるのか。
 「横一線からのスタートだ。若い人も今年はやるんだと思ってほしい。思わないと伸びない」

 −キャンプでの組み分けは。
 「新戦力は目に入るところで見たい。ただ、A組スタートだからといって(1軍枠の)28人の可能性が高くなるとかは一切ない」

 −外国人については。
 「ガトームソン以外は大きな実績はない。大きな期待はしていないし、やってみて拾い物だったと思えればいい。とにかく、昨年、若い人はチャンスがあったがつかめなかった。今年はつかんでほしい」
2月1日にユニホームを着て復帰ですが、キャンプは無理せず疲れたら休んでほしいですね
キャンプはルーキーの即戦力候補と新加入の選手がA組になりそうです
外国人選手、王監督も言ってるようにガトームソン以外は大きな期待はしてないです
まずはスカウトの評価と実際の技術がどうかをチェックして日本に合えば1軍でしょうか!?
小久保・多村もそうですが、やっぱり期待のルーキーと若手を注目したいと思います!!