福岡ソフトバンクの松田宣浩内野手(23)が15日、「ポスト・ズレータ」に名乗りを上げた。昨季チーム最多の29本塁打をマークしたフリオ・ズレータ内野手(31)がロッテへ移籍。失われた穴を2年目の大砲候補が埋める意気込みを見せた。一緒に自主トレを行う松中信彦内野手(33)もシーズン20発の可能性に太鼓判。守備面でもこだわりのある三塁だけでなく、昨季までズレータが守った一塁へのコンバートプランにも対応する構えだ。 先輩に頼ってばかりはいられない。Z砲の移籍による攻守の穴は、若手を代表して松田が体を張ってふさぐ。「今年は2ケタ本塁打が最低ノルマ。29発? それは2ケタを超えてから考えます。バットで結果を出せるようにしたい」。ルーキーイヤーの昨季はわずか3本塁打に終わったが、プロ2年目の巻き返しにかける思いを常夏の島で宣言した。 意を決して飛び込んだグアムの「松中道場」では猛烈な走り込みとともに、打法改善にもじっくり時間を割いている。真横で見つめる主砲にティー打撃をチェックされながら、1球ごとにフォームを確認。「ボールに対して体重を乗せて、力強い打球を飛ばすことを意識しています」。さらに夕食後は小斉、金子らとともに部屋に集まり打撃理論をぶつけ合うなど、頭と体で現役最強打者のエキスを吸収している。 今季は小久保、多村といった球界屈指のパワーヒッターが加入したが、在籍4シーズンで通算122アーチを放ったZ砲の穴は簡単には埋まらない。それだけに大砲の可能性を秘めた男のバットに、熱い視線が注がれるのは当然だ。ともに汗を流す松中も「一緒にやって、力強さを持っていることが分かった。シーズン通して働けば、20発は打てる選手」と潜在能力を認めた。 守備面でも三塁だけでなく、一塁への挑戦も視野に入れる。「今年は常に1軍にいることが大事。監督にやれ、と言われたところでプレーしたい」。昨季はズレータが120試合に一塁で出場。現時点では定位置が空白だけに、複数ポジションに対応することで、出場機会の増加を狙う。 「昨年はあっという間に終わった。今年は競争も厳しくなるけど、自分がしっかり打たなければいけない」。王監督が掲げる「スモールベースボール」からの脱却は、背番号5の活躍がカギを握っている。去年は期待されながら、打撃でも守備でも良い所を見せられず悔しい思いをしたと思います
それをバネに今年にかける思いはあるでしょうね!?
松中のお墨付きとあれば、期待しても良いのでしょうが、すぐに結果が出るとは思いません
もう少し長いめで見てあげるべきだと思います
内野手は松中・小久保が固定されない限りは、ファースト・DH・サードが流動的になるので
チャンスを与えられた時に結果を残せるように努力するしかないでしょうね
和製大砲の育成は急務ですから、松田・江川・小斉には期待してます!!