ムネリンが王監督の掲げる「ビッグベースボール」に名乗りを上げた。8日、ソフトバンク川崎宗則内野手(25)が、地元の鹿児島県姶良町で行う自主トレを公開。今季の目標に自身初となるシーズン2ケタ本塁打を掲げた。「今年は長打力をアップしたい。野球選手となった以上、やっぱり大きいのも打ちたい。数字的には難しいかもしれないが、10本打てればいいですね」。自己最高記録は04、05年に記録した4本。巧打者の川崎にとっては厳しい数字に映るが、川崎は意欲をみなぎらせた。
 王監督のチーム改革案に、川崎のハートも揺さぶられた。昨季は王ホークス史上ワーストの82本塁打でシーズンを終了。前年(05年)の172本塁打から大幅減となったことで、今季は「スモール野球」から「ビッグ野球」へと方針を再転換。このオフには小久保が復帰、横浜からはWBCで5番を務めた多村を獲得するなど、指揮官は“本来”のホークスの形を取り戻そうと動いた。川崎も王監督の構想に脇役で終わるつもりはなく、高い数字を自らに課した。
 長打力アップの秘策として「世界の本塁打王」王監督を参考にする。05年オフに王監督の現役時代の打撃フォームをまとめたDVDを手に入れ、昨年の宮崎キャンプでは王監督の代名詞でもある「1本足打法」をイメージした打撃フォームを披露。昨季は3割1分2厘と自己最高打率につなげた。「王監督の打ち方は無駄がなく、理想の打ち方。強い打球を打てる。今年は監督のスイングプラス、自分なりのスイングを考えて身に付けたい」。改良、研究を重ね、川崎流の「1本足打法」を身に付ける覚悟だ。
 通常、自主トレ後半に行うフリー打撃も7日に開始。例年以上に早い仕上がりを見せている。「今年はバットを肌身離さず持っていようと思います、当然、寝る時もです」。自称野球小僧が新境地開拓に全力投球する。
川﨑の後ろには和製大砲が並んでるので、大きいのは期待してないけど
投手からすると川﨑に打たれる方がショックは大きいかも・・・
今年も王監督のフォームを軸に、改良して自分のファームを身に付ければ
ビッグ野球の脇役・つなぎ役で終わる事はないでしょうね!