福岡ソフトバンクの大村直之外野手(30)が新年の誓いとして自身初の首位打者獲(と)りを宣言した。8日に西戸崎室内練習場(福岡市東区)で始動したプロ14年生は「今季は打率にこだわりたい」と強調。昨季、165安打でパ・リーグ最多安打のタイトルに輝いたヒットマンが打率部門でも頂点を狙う。 練習場に漂う寒気なんか関係なかった。胸に秘めた熱い思いを抑えきれない。3年契約で近鉄からホークスに移籍して最終年の今季、大村が新年に掲げた誓いは初の首位打者獲得だった。「今季は打率にこだわるつもりや。安打数と違って減ることもあるし、難しいと思うけど、その方がモチベーションが保てるやろう。首位打者? そういう気持ち、ありますわ」。威勢のいい関西弁とともに大きな目標をぶち上げた。 昨季は自己最多タイの165安打を放ち、リーグ最多安打のタイトルを獲得。8月21日の西武戦で史上89人目の1500本安打も達成するなど、球界を代表するヒットマンの1人に名を連ねた。「最多安打は獲得したからな。次はやっぱりね」。1998年にマークした自身最高打率・310超えはもちろん、リーグの打率部門でトップに立つ意気込みだ。 ティー打撃開始 追い風も吹きそうだ。多村と小久保の加入で打線は大幅に強化。本来の役割といえる出塁&得点のほか、打点も期待された昨季とは状況が一変した。「今年は後ろ(の打者)がしっかりしてそう。そういう意味では自分の役割に集中できる。打数に入らない四球や犠打などもきっちりやっていくし、(打率アップは)可能やと思う」。得意の小技も絡めて、タイトルを狙っていく。 そんな思いは早くも行動に表れた。この日、西戸崎室内練習場で自主トレを開始。練習前には「バットを振るのはもう少し先かな」と話していたが、ウオーミングアップを終えると、いきなりティー打撃を始めた。1球ずつ打撃フォームなどを確かめながら、約30分間打ち込んだ。 「ゴルフでもドライバーばかりじゃ勝てへん。いろいろなクラブが必要なんや。野球の打順はうまくできとる」。切り込み隊長として4年ぶりのV奪回に貢献し、首位打者も獲得する。2つの勲章へ向け、大村が14年目のスタートを切った。今年のキーマンは大村だと思ってます。
クリーンアップは去年より厚みが増して、ある程度の結果を残してくれると思いますが
それには大村がどれだけ出塁出来るか・・・だと思ってます。
「ゴルフでもドライバーばかりじゃ勝てへん。いろいろなクラブが必要なんや。
野球の打順はうまくできとる」という大村の言葉を聞いてやってくれそうな気がしました!
大村って多くを語らず、無愛想で(関西弁なので)怖そうなイメージありますが、
野球に対しては真面目で、今日良くても明日ダメになるかもしれないから練習するし、
終わった事は喜ばないっていう考え方なんです。ある意味、和巳に似てるかな!?って思います。
その大村が今年は1番打者として仕事をして、打率にこだわると言ったのは
そういう思いが強いからだと思いますので、今年は去年以上に期待します!!
まぁ、当てるだけのあのバッティングはご愛嬌って事で(笑)