斉藤和巳投手(29)が28日、来季の目標に2年連続の「ダブル200」を掲げた。今季は201イニングに登板し、205奪三振をマーク。その継続を誓った。

 少しでも長くマウンドに立ち続ける。今季はパ・リーグで唯一200イニングをクリアし、1試合平均7・73イニングという圧巻の数値を残した。「(中6日が主流の)今のローテでは200イニングに到達することは難しい。それを達成できたことは自信になった」。エースとして1年間フル回転したことを示す数字に胸を張る。

 200奪三振では、自分自身の新たな力を知った。「三振にこだわりはないけど、そういう数字が出た。まだまだ自分には知らない力があることが分かった」

 今季、両リーグ合わせて斉藤和以外の200イニング達成者は三浦(横浜)、川上(中日)、井川(阪神−ヤンキース)の3人だけ。同じく200奪三振は松坂(西武−レッドソックス)しかいない。「ダブル200」を達成したのは斉藤和だけ。過去にも、現役では松坂、井川、佐々岡(広島)しかクリアしておらず、その3人も2年連続で達成した経験はない。「どんな記録も続けることは難しいが、継続性が大事」。ハードルは高い分、闘志も燃える。

 来季はヤフードームに「斉藤シート」を設ける意向。少しでも長くマウンドに立ち、快投を目指す意欲はますます高まる。投手4冠に輝いた今季の活躍に慢心することなく、07年も投手陣の先頭に立つ。
今年は200イニングが4人、200奪三振は2人でダブル200は和巳だけ。
これだけで、今年の和巳のピッチングの凄さがわかりますね。
来年もこの記録を目指して欲しいです。現役では2年連続がいないので、ぜひやってほしいですね!
さらに20勝でトリプル2を目指してほしいです!!