07年は読書家元年−。新垣渚投手(26)が「本の虫」になる。26日、マリンメッセ福岡(福岡市中央区)で麻生塾専門学校の学園祭トークショーに出演した右腕は、1年間のローテ死守のために「本を読んで集中力を身につけたい。考え方が変わるし、ゆとりが持てる」と読書漬け宣言。年明け1月、故郷・沖縄での自主トレにも数冊を持参して読みふける構えだ。

 キャリアを次なる章に突入させるため、文字通りページをめくる。トークショーで「背番号の数(18)だけ勝ちたい」と大目標を掲げた新垣は「本を読もうと思っています。小説でも何でもいい。読むことで集中力を身につけたい」と、読書家として来季を飛躍の年にする決意を明かした。

 プロ4年間で1年間ローテを守ったのは2年目の2004年だけ。今季も5月の右太もも肉離れなど2度の離脱を強いられた。「波をなくして、調子を維持したい。バテるとメンタル面が大事になる。調子いい時は何も考えないけど、体調が崩れるとメンタルも崩れて考え事が多くなる。意外と繊細なんですよ?」。モットーの「なんくるないさぁ(何とかなるさ)」では済まないのだ。

 過去、本はほとんど読まなかったと言う“活字離れ組”。今でも「買って移動時間に読むけど…途中で寝てしまう」そうだが、「もう一回ちゃんと読みたい」本がある。昨年8月、ヤフードームのロッカールームに転がっていたメンタルトレーニング本を食い入るように読んだ。「全部読んだ。その後、月間MVPを取ったんですよ」。勝負の9月に挙げた無傷の4勝で効果は実証済みだ。

 投手というポジションだけに「頭の中が自分の悩みだけになる」。そんな孤独から、先人の知恵が詰まった本が解放してくれると言う。「自分を大きく持てるし、ゆとりも出る。本はそういうアドバイスをくれる」。移動中、就寝前、半身浴中など、あらゆる場面で読書を習慣づける覚悟だ。「沖縄にも3、4冊持っていきますよ」とさっそく来年1月の自主トレから実行する予定。昨年読んだメントレ本のほか、野球殿堂入りした米メジャー往年の大投手ノーラン・ライアンの関連本など計4冊を持ち込み、脳内革命を起こして来季に臨む。
新垣は4本柱の中ではメンタル弱いですよね!?
調子も安定しないし、これでメンタル面が鍛えられるのなら安い買い物です!!
本を読んだら考え方も変わるし、ゆとりも持てる・・・らしいです。
ポスティングでのメジャー移籍の気持ちも変わるでしょうか!?(笑)
FA取得までメジャー移籍を待つ事が出来るでしょうか!?(笑)
新垣君!イチローや松坂かどれほどの成績を残したか、本で読んだら!?(笑)
文句を言わせない成績を残せば快く送り出してあげるから!!