今季、リーグ新人最多登板記録を更新した藤岡好明投手(21)が24日、「左殺し」で2年目のジンクスを撲滅することを誓った。「来季は対戦相手も研究してくる。自分も今季を上回る力を付けないと」。そのカギを握るのが左打者対策だ。

 藤岡の代名詞は、右打者の外角への150キロ近い快速球。当然、右打者は対戦打率・214に封じているが、左打者は同・250。「左のアウトローをきちんと攻められるようにしたい」。来年2月の宮崎春季キャンプでの課題に挙げた。

 今オフに登板試合のビデオを研究。右打者の内外角の投げ分けには自信を深めた。「1番難しいのは、目標がない左打者の外角低め。スコアラーにも“そこに投げられる右投手は少ない”と言われました」。だからこそ挑戦する価値はある。

 昨季60試合に登板した吉武が、FAの人的補償で巨人に移籍。打者の左右不問の右投手がブルペンから減った。「ショックでしたが、自分たちが頑張らないと」。右の横手の藤岡は左打者との対戦機会は少ないが、V奪回のためにはさらなる進化は欠かせない。

 今季62試合に登板した右肩の疲労も癒え、年明けは古巣のJR九州で自主トレ。1月下旬から本格的な投球練習を始め、2月1日に備える。「来季は防御率(今季2・60)を1点台にしたい」。07年も「勝利の方程式」の中核を担う右腕は、さらなる飛躍を誓った。
吉武がいなくなったブルペンの中心は間違いなく藤岡なんで、
吉武みたいに左右関係なく、どんな場面でもいけるような投手になってほしいですね!

1つ質問です、わかる方教えて下さい。
目標の無い左打者のアウトローとありますが、右打者のアウトローには目標があるのでしょうか!?
この記事を読んで疑問に思いました・・・