ソフトバンク川崎宗則内野手(25)が「イチローイズム」をチームに浸透させる。20日からマリナーズ・イチローとともに、神戸市西区のオリックス室内練習場で合同トレを実施中。22日が最終日となる、わずか3日間の“短期集中講座”で「イチローイズム」を吸収するつもりだ。「WBCでも一緒でしたが、見てるだけで勉強になる。技術的なことはお互いがプロなので教えてもらえませんが、イチローさんの野球に対する取り組み方を学んで帰ります」。3月のWBC期間中に川崎が懇願して実現した心酔するイチローとの“共演”を、ただの合同トレで終わらせるつもりはない。

 まだ25歳ながら、チームの中心的選手に成長した川崎は、さっそく若手に「お裾分け」する腹積もりだ。1月の鹿児島・自主トレには本多、井手ら若手選手が同行予定。「僕も若いころは小久保さんとかにいろいろ教わった。今度は僕が伝えて行く番。それがホークスの伝統。イチローさんを見て感じたことを、自分なりの言葉で若いやつに伝えていきたい」。19日の契約更改では、イチローの持つシーズン最多安打記録更新(210安打)を宣言したばかりの川崎。師と仰ぐイチローを教材に、ホークスの伝統も継承していく。
特に言うことは無いんで(笑)期待しましょう!!