スポーツ報知より

福田の親孝行、父に義足贈る…

 ソフトバンクの高校生ドラフト1巡目、多摩大聖ケ丘高・福田秀平内野手(17)が10日、契約金(7000万円)の一部を使って、父・徹さん(58)に義足をプレゼントすることを明かした。この日、福岡市内のホテルで行われた新入団選手発表に出席。2年前に病気で左足のひざから下部分を失った父に「一番いいのを買ってあげたい」と力を込めた。

 父親への恩返しの思いでいっぱいだった。「自分が稼いで義足を買ってあげたいとずっと思っていた。一番いいのを買ってあげたいです」この日、緊張した表情で新入団選手発表を終えた黄金ルーキーは、目を輝かせながら契約金の使い道を明かした。

 福田によると、徹さんは2年前の冬、病気で左ひざ上から下部分を失ったという。佐賀・唐津東高時代は1966年夏、県大会でベスト4まで進出した父の背中を見て育っただけに、ショックも大きかった。「当時は高くて義足が買えなかった」プロ野球選手になった際に、契約金でプレゼントすることを決意していた。

 この2年間は、母・清子さん(56)がパートで働き家計を支えた。「僕が私立(高校)なんで、お母さんも寝ないで仕事をしてくれた」と、感謝の言葉を並べた。義足は高級品ならば100万円を要するが、契約金で十分まかなえそうだ。

 親孝行のスイッチヒッターはビッグな目標も掲げた。入団発表に際しての球団プロフィルで「5億円プレーヤーになる」と、宣言。「松中さんとか日本人でも数選手しかもらっていないから。日本を代表する選手になるのが最終目標」と、決意を語った1巡目ルーキー。両親のためにも、一日でも早く1軍で活躍するつもりだ。
素晴らしい選手がホークスに入ってきますね!
父親に義足をプレゼントなんて、お父さんも嬉しいでしょうね!!
プロ野球選手になった契約金ですしね。
息子からのプレゼントの義足をつけたら、お父さんもリハビリ頑張れるでしょう。
5億円プレーヤーになる!なんて、なかなか言えません。
でも目標は大きく持って。球界を代表する選手になってもらいましょう!