西スポより

星野JAPANのショートとして、もう一度頂点に

福岡ソフトバンクの川崎宗則内野手(25)が8日、2008年の北京五輪出場&金メダル獲得に意欲を見せた。阪神・星野仙一SD(59)の監督就任が濃厚な北京五輪の日本代表について「呼ばれれば喜んで行きたい」と明言。全試合にスタメン遊撃で出場した3月のWBCに続き、中心選手として世界一を狙いたい考えだ。
 “ムネの内”は日の丸に染め抜かれていた。星野SDへの代表監督就任の打診は現時点では非公式の段階とあって、「就任されればの話ですが」と慎重に言葉を選んだが、川崎の思いは強い。「呼ばれれば喜んで行きたい。星野さんの下でやるのも、また勉強になる」

存在感凄い

 星野SDとは阪神監督時代の2003年日本シリーズで対峙(たいじ)。「王監督とも違った雰囲気で、熱血というか…。阪神を強くして優勝させた方。ベンチから見ても威圧感、存在感がすごかった」。闘将のイメージは鮮明に覚えている。

 五輪経験はないが、JAPANの重圧は知っている。初めて日本代表となった02年のインターコンチネンタル杯では意識しなかったと言うが、今年3月のWBCで「日の丸の重さを感じた」。1勝2敗で3カ国が並び、米国との当該対戦の失点率0・01差で勝ち抜いた2次リーグ中は、夜も寝つけない日が続いた。
 だが、その苦しみが逆にモチベーションをかき立てる。「重圧を感じるから技術も磨かれる。選手としては最高の経験」。WBCで負った全治約1カ月の故障を抱えて迎えた今季、2年ぶりにゴールデングラブ賞を奪回した。

 WBCでは全試合スタメン遊撃。北京でのポジションは「鳥谷(阪神)、西岡(ロッテ)と良い選手は多い。内野ならどこでも」と無欲だが「ショートで使ってもらえるような選手でいたい気持ちは持っています」と本来のポジションに君臨する気概は十分だ。

12年は除外

 野球は12年ロンドン五輪での除外が決定。北京で最後になる可能性もある。「呼ばれたら金メダルを狙いたい」と言うのは、名誉欲のためばかりではない。「五輪から無くなるのを防ぐためにも盛り上げて、『野球は面白い』とアピールしないと」。野球の地位向上のための戦いでもある。
 もちろん、五輪までの道のりに来季のV奪回と日本一は避けて通れない。「シーズンをしっかり戦って結果を出す。それが結果として招集につながればと思います」。144試合制下で3年ぶりの全試合出場を目指す来季。誰もが認める「日本のショート」となり、星野JAPANの屋台骨を支える。
2008年で最後になるかもしれないオリンピックでの野球・・・
当然、どの国も金メダルを狙って最高の選手を集めてくると予想される。
前回みたいに1球団から2人という制約があれば、最強チームも出来なくなる。
その為には今から2008年のシーズンはどうするのか考えなければいけない。
野球は面白い!!と思ってもらう為には、やっぱり各国の最高の選手が集まる事。
やっぱりシーズンを止めるのが妥当なのかもしれないが、時期が夏休みなだけに球団の損は大きい。
やっぱり熟孝が必要か・・・

それはさておき、川﨑には選手としてさらなる飛躍の為にぜひ、オリンピックには出てもらいたい!!
その為には来年の成績が大事になってくる。ショートには沢山のライバルとなる選手がいるけど、
お互いに競争し合って、高いレベルでオリンピックに望めれば、それは日本にとってもプラスだと思う。
近年の成績からいくと最大のライバルは鳥谷か・・・監督が星野さんだし。大きいのがある鳥谷とは違う面でアピールが必要かなぁ。なにより、来年ホークスを優勝に導いて欲しいですね!