西スポより 1部抜粋

藤岡 昇給も超特急 契約更改一発サイン

昇給も超特急だ! パ・リーグ新人最多登板記録を50年ぶりに更新した藤岡好明投手(21)が1日、2600万円増の3600万円で一発サインした。今季は62試合でリーグ2位の31HPも記録。04年に新人王とセーブ王をダブル受賞した三瀬の2年目年俸(4000万円)には及ばなかったが、今オフの更改者では最大のアップ額をゲット。新人王こそ12勝を挙げた日本ハム八木にさらわれたが、トレードマークの笑顔は最後まで全開だった。

 満面の笑みが納得更改を証明していた。ルーキーながら「勝利の方程式」を支えた藤岡が今オフ最大のアップ額を手に入れた。「金額? 社会人で考えられない額です。さすがはプロという感じでした」。2600万円増の3600万円の提示に目を丸くした。
 「新人登板記録? 数字の中では1番評価してもらいました」。もちろん、その他の数字も驚異的な内容を物語る。31HP、26Hはともに日本ハム武田久に次ぐリーグ2位。実に65回2/3を投げ被本塁打はゼロ。防御率2.60と合わせ、ブルペンの屋台骨を支えた。

狙うは開幕先発

本多が来季の「開幕スタメン」を目標に掲げた。1年目の今季はオープン戦の死球で左手首を骨折。「後半戦に1軍に上げてもらったが、まだまだという成績でした。三振も多すぎた」。初の契約更改では280万円増の1000万円で一発サイン。「来季は走攻守すべてに完ぺきを求めたい。来季は開幕スタメンを狙って、春季キャンプから飛ばします」と早くも気合十分だった。

新レオキラー襲名!?

ルーキー柳瀬は480万円アップの1200万円で更改。シーズン終盤に10試合に登板すると、PO第1ステージの西武戦で「プロ初」を含む2勝。第2ステージを含めたチームのPOの勝ち星を1人でたたき出した。ラッキーボーイとして、第2ステージ進出の大きな力となった。

堂々 小久保に挑戦状

希望枠で入団した1年目は3本塁打に終わり、シーズン途中に2軍落ち。この日、期待も込めた300万円増の1800万円で契約更改を終えた大砲候補は「サードで勝負したい」と、4年ぶりにホークスに復帰する小久保裕紀内野手(35)に挑戦状をたたきつけた。弟子入りを許可した松中も「小久保さんと競争できるように鍛える」と、徹底強化を宣言した。
藤岡の活躍無しでは今年のホークスは無かったと言っていいぐらいの活躍だったので、この大幅増は納得です。本多・柳瀬はシーズン通しての活躍ではないので、現状維持でもOKかと思いましたが
来年への期待でアップといったとこでしょうか?松田は当初の期待からすると現状維持でも良かったと思うけど、こちらも期待料・・・数少ない大砲だからかな?

藤岡が今年一番の大幅アップ!その他も軒並みアップなので、今後の中堅どころがダウンになると予想します。これから保留者も増える可能性がありそうですね。皆さんの評価はどうでしょうか?