日刊より
FA宣言し、巨人からソフトバンクに移籍した小久保裕紀内野手(35)が、新弟子にプロ2年目の江川智晃内野手(20)を指名した。小久保が1月の米アリゾナ自主トレの参加メンバーを04年のドラフト1巡目入団、江川に決定したことが26日、分かった。小久保は17日の入団会見の際に、球団から自主トレへの若手選手の帯同を打診されていた。「僕に付いて来たからレギュラーになれるという保証はないけど、練習の中身と量は自信を持って勧められる」と小久保も球団の要請を快諾していた。

 江川の熱意が小久保に届いた。ハワイ・ウインターリーグから24日に帰国したばかりの江川だが、翌25日には選手会長で小久保の自主トレメンバーでもある斉藤和に電話連絡を入れた。「小久保さんの自主トレに参加したいのですが」。今季は松中のグアム自主トレに参加したが、来季は独り立ちを目指し、地元三重で単独自主トレを行う予定だった。だが、常夏の地で小久保がメンバーを募集していることを知った。「一緒にやらせてもらえるなら、ぜひやりたい」。小久保と面識のない江川を斉藤和が間を取り持つ形で、新たな師弟関係が成立した。

 小久保は若手の帯同について「秋山さんたちがそうだったけど、若い選手を連れて行くのは自分に自信がなければできないし、お互いのためになる。ホークスのいい伝統」と話した。唯一、気に掛けたのは野球に対する情熱で、江川はその行動力で小久保、斉藤和の基準をクリアした。江川は来季、外野手に転向し、新たなスタートを切る勝負の年。「学ぶことも多いと思うので、一生懸命頑張りたい」と江川。ソフトバンクの新たな歴史をつくる師弟コンビが、まもなく誕生する。
去年は松中で今年は小久保の自主トレに参加 期待せずにはいられません。
厳しい、ハードな練習で知られている小久保の自主トレに自ら志願して行くのだから、
それなりの自信があるのだと思う。きっとその姿勢を小久保と和巳は買ったと思うので
その信頼に応えれるよう頑張って欲しいですね!!