西スポより

川崎 闘志キラリンWキャンプ

一足早く「プレ宮崎キャンプ」−。福岡ソフトバンクの川崎宗則内野手(25)が来年1月の自主トレ地に春秋のキャンプ地・宮崎市の生目の杜運動公園を計画していることが25日、分かった。例年は故郷の鹿児島県姶良町で行ってきたが、練習環境、設備面の充実を図り1月中旬以降の場所変更を検討。実現すれば2月の春季キャンプまで約6週間にもなる「宮崎ごもり」で8年目のシーズンに臨む。

 チームメートより半月早い宮崎入りだ。レギュラー争いの火花が散る2月の春季キャンプを前に、同じ場所で"前倒しキャンプイン"する。「環境も設備もいいし、1月の途中から宮崎で自主トレができるか検討しています」。川崎は1月中旬以降の合同自主トレをキャンプ地・宮崎で行うプランを明らかにした。
 プロ野球のキャンプを誘致するために大規模な整備が行われ、ホークスが2003年秋から利用する宮崎市・生目の杜運動公園。メーン球場の目と鼻の先に第2球場がある利便性だけでなく、65メートル×65メートルの十分な広さを誇る室内練習場の「はんぴドーム」もあり、雨天時の備えも万全だ。「ウエート器具とかも置いたままにしてあるんでね」。秋季・春季キャンプの間は、メーン球場のウエートルームにダンベル、バーベルなど各種器具がそろった状態にあるのも大きなメリットとなる。

 例年1月は故郷・鹿児島県姶良町で過ごす。家族や友人の見守る中、アットホームな雰囲気でシーズンを戦い抜く準備を整えてきたが、来季はあえてストイックさを求める。自身の定位置確保はもちろん、帯同する井手、山崎、本多ら後輩にも「レギュラーを取らせたい」と"川崎軍団"全員でのレギュラー占拠元年と位置づけたためだ。
 12月は山崎、井手ら後輩を連れて合同自主トレを行ってきたが、自身の活躍度に比例して年々、オフは多忙に。多くのイベントが行われる福岡都心からの交通の便を考え、昨年は福岡県豊前市から小郡市に場所を移したほどだった。日程的な折り合いがさらにつきにくくなった今年は年内の合同自主トレをあっさり廃止。「自分で考えて、必要な練習をしてもらいたい」と後輩に自立を促しただけに、顔を合わせてレギュラー奪取へ始動する1月の練習の密度はより高める必要がある。

 今年2月の春季キャンプ期間中は、巨人・高橋由伸とともに「キャンプ地・宮崎」をPRするラジオの15秒CMに起用された。春季キャンプ打ち上げ直後のオープン戦・西武戦が生目の杜運動公園で行われる来季、鹿児島出身の川崎がホークスの南九州ファン定着戦略の要となっていくことは疑いない。「プレ宮崎キャンプ」はその一里塚ともなる。
生目の杜運動公園でのプレキャンプの記事はちょっと前に大スポ(九スポ)に出てました。
その記事では、生目の杜運動公園はこの時期は市民が優先で使えるみたいで、ムネとワッチが来るのを歓迎してないとか・・・この二人が来たら、自分達が使えなくなってしまうから(汗)
だから、検討なんだと思います。実際のところはわかりません、だって大スポですから!!
なにか知ってる方がいれば教えて下さい。