西スポより

ソフトバンク初 熊本公式戦

九州巡業の第2弾は火の国−。福岡ソフトバンクが来季公式戦の主催試合を熊本で実施することが15日、明らかになった。親会社がソフトバンクになってからは九州各県から公式戦開催のオファーが殺到していたこともあり、今季は長崎市で初開催。試合も楽天相手に大勝するなど成功を収めた。熊本は秋山総合コーチをはじめ、主砲・松中や守護神・馬原ら豪華メンバーを輩出しており、人気拡大につながるのは必至。また、キャンプ地の宮崎・生目の杜で初のオープン戦を開催する。
フランチャイズは九州だ。「福岡」の枠を飛び越え、ホークスの存在をさらにアピールする。「ヤフードームには福岡県外からも大勢のファンの方々が足を運んでくださっている。われわれは、どんどん他県でもやっていくべきだと思う」。竹内球団常務最高執行責任者(COO)は九州のホークスを強調した。
その第1弾となった今季は、4月25日に長崎市のビッグNスタジアムで楽天戦を実施した。試合は打線が大量11点を奪い、投げても先発の新垣が完投勝利をマーク。スタンドを埋め尽くした1万5210人のファンを大いに魅了した。「九州強化の一環として大成功だった」と球団関係者。軌道に乗せたい来季は熊本・藤崎台県営野球場で開催する。
ホークスの今季主催試合での観客動員数は約203万人。竹内COOによると、その18パーセントに当たる約36万人が福岡県外からヤフードームに来場したという。中でも隣県の熊本は秋山総合コーチや主砲松中、クローザー馬原の出身地でもあり、応援熱が高く、以前からホークス戦を見たいとのファンの声が多かった。
また、来春2月のオープン戦を初めて宮崎市で行うことも決まった。舞台はキャンプでメーン球場とする生目の杜運動公園のアイビースタジアムで、対戦相手は宿敵西武。1カ月にわたる春季キャンプを締めくくる形で行われるが、この試合は4年ぶりに王ホークス復帰を果たした小久保の「お披露目ゲーム」としても注目を集めそうだ。
各県持ち回り構想もあるホークスの九州巡業が成功し、今後定着していけば、人気拡大と営業面でも一層の王国づくりが可能になる。4年ぶりのV奪回を目指す来季、火の国・熊本での試みがそのカギを握る。
まず、18%が県外からというのに少し驚いた!ほぼ5人に1人が福岡県人ではないという事。
ホークス人気が全国区である事の証明だと思う。遠く関東・関西からのファンの他、九州全土からや山口などの近隣県などからも沢山の人が足を運んでいるのだと思う。それもこれも、選手だけでなく球団がファンを大事にしている証拠だと思うので、こういった地方での公式戦・オープン戦などを来年以降もどんどんやって欲しいな。できれば、関西でホークス主催の公式戦をやってほしい。