実は先週、手術をしました。粉瘤の摘出手術です。十数年前より背中にあったのですが、だんだん大きくなって
昨年夏にはついに爆発して猛烈な異臭騒ぎ?!なったため今回の手術に踏み切った訳なのですが、
そもそも、粉瘤とは何かと申しますと、一言で言えば「皮膚の腫瘍」で、毛穴や汗腺の出口が塞がっていたり、
表皮が真皮の中に迷いこんで袋になったりしてでき、その袋の中にはケラチン(蛋白質)や脂質などが目一杯
詰まっています。つまりそれが異臭騒ぎの元なんです。

手術は成功したのですが、だいぶ難航しました。もともと予定では、切開して粉瘤の原因である袋を取り出して
傷を縫い合わせる。時間にすれば30分程度で終わる見込みが実際には、1時間以上かかりました。
何故かと言えば、粉瘤ができてから今回の手術までの時間が長く、それまでの間に何度か化膿して、
その影響で周りの皮膚が繊維化しており、結果として縫合に手間がかかったのが最大の理由だそうです。
他にも袋摘出後の傷が思ったよりも深く2重縫合が3重になったり、出血が酷かったりとハプニングの
連続でした。
しかし、何とか無事に手術を終え後は抜糸を待つのみです。手術後に摘出したものを見せてもらいましたが
こんなにでかいものが身体に埋まっていたのか!と驚くばかりでした。