満開の桜で母を送りました。足で『バイバイ！』

こんにちは、手相家の小鳥遊です。

(･ω･)

先日、母が亡くなり、複雑な家族構成のため、兄が二人、姉が二人いるのですが、末っ子の小鳥遊が喪主を務めることになりました。

ここ１０年、病気も重なってか、特に父が亡くなってからは家族の者は私以外は傍に寄せ付けなかったこともあるので、これでよかったかな。

旅立ちの衣装の帯には『花』とあり、満開の桜のもと、文字通り花に囲まれてこの世を後にしました。父の時の帯は『龍』だったなぁ。粋だな、なんて感心しました。

母が暮らしていた施設まで、我が家から３時間ぐらいかかるんだけど、特に危篤とも知らされず、いつもように様子を見にいったその時に、目の前で息を引き取りました。

その２日前に様子を見にいった時から、心の中は静かなのになぜか涙が静かに流れ続けて止まらなかったので、本当はわかっていたことなんだけど。

『もう旅立つよ、一目会うのを待ってる！』ってちゃんとキャッチできて、看取ることができてよかったよ。うん。

大阪の斎場に咲く桜が満開で、花が大好きな母らしいなと思いました。小さな箱に入った母を先ほど京都に連れて帰りました。京都も見事な桜。

あの日、もう目を開ける力も残っていなかったのに、足をゆらゆらとさせて呼びかけに応え、涙を一筋長して、母は目の前で静かに息を引き取りました。… pic.twitter.com/NAEtjwYCgk
— 小鳥遊陽柊-手相家・占い師- (@THaruhi) April 7, 2024

足のゆらゆらは、一緒に行ってくれたマネージャーさんが気づいてくれました。

足でバイバイってしたのかな。

息を引き取ってからも、『向こうでしっかり歩けるようにね、よくがんばったね』としばらく撫でてくれていました。ほんと、マネージャーさんは優しい人だな、それはすごく良く知ってるんだけど、なかなかできることじゃないよね。

そういえばね、斎場で母を待っているときに、ポケットに入れたスマホから急に音楽が流れてきたんです。
なぜかAmazonmusicが起動したようで。

それがこのヨルシカさんの『雲と幽霊』でした。

♪幽霊になった僕は、明日遠くの君を見にいくんだ、その後はどうしよ…
— 小鳥遊陽柊-手相家・占い師- (@THaruhi) April 7, 2024